非公式な売買取引によるチケット詐欺被害で返金する方法・手段

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騙された!?非公式なチケット売買の詐欺被害にあった場合の解決方法と手順【騙し取られたお金を取り返す・取り戻す】

目次

コンサートやライブ、演劇、講演会などの各種イベントではチケット制を採用していることがほとんどだ。
人気のチケットを購入したいとき、ソワソワしながら電話の前で販売時間を待つ…という経験をしたことがある人もいるだろう。
ネットが普及する以前は店頭や電話、葉書での申し込み等で買うことが多かったチケット、今ではスマホさえあればいつでもどこでも購入申し込みができる便利な時代である。

しかし、購入の利便性が向上したとはいえ、いまだ人気の高いチケットは争奪戦が繰り広げられており、「あんなに頑張ったのに買えなかった…」と悔しい思いをすることも珍しくない。
そんな時になんとなく見ていたTwitterで「行けなくなったのでチケット譲ります」という投稿を見かけたら…。

買えなかったチケットを譲ってくれる人が現れたら、飛びつきたくなってしまうのが人の性だ。
ただ、実はこのような非公式な方法でのチケット販売によって、多くのトラブルが起きているのである。
お金を払ったのにチケットが送られてこない、法外な値段で売付けられた、手元に届いたのは偽物のチケットだったなど被害報告の内容は様々だ。
チケット売買に関わるトラブルはあまりに多く、2019年には「チケット不正転売禁止法」が施行されたほど。
だが、このような法律で規制されていても、いまだ非公式なチケット売買の詐欺行為はなくなっていないのが現状である。

今回は悪徳業者によるチケット転売や個人間のチケット売買における詐欺について、どのような被害が発生しているのか種類や詐欺の手口についてまとめた。
詐欺の悪事に騙されずに安心安全にチケットを手に入れるためのポイントや、詐欺にあった際の対処法についても紹介しているのでぜひ参考にして欲しい。

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非公式な売買取引によるチケット詐欺とは?

前述したように、2019年に「チケット不正転売禁止法」が施行され、チケットの転売や不正な転売を目的としたチケットの譲渡が禁止されることとなった。
転売屋による人気チケットの高額転売や、最初の出どころがわからなくなるほどに何度も転売行為を行うことが規制され、オークションサイトやフリマアプリ等の個人売買においてもチケットの販売は厳しいルールが課されている。
チケットを他人に譲渡するための方法として、興行主から同意を得た「公式リセールサイト」も存在しており、安全な取引ができるようになったが以前に比べるとチケットの譲渡が煩雑になったと感じる人も多い。

しかしなぜこのような法律で規制してまでチケットの転売を厳しく取り締まるのかというと、そこには「転売屋」による詐欺行為の横行がある。
転売目的でチケットを大量に購入したり、余ったチケットを譲り受けて定価よりも大幅に高額な金額を付けて販売するのがその方法。
チケットはそのチケット自体の価値ではなく、イベントの人気や「どうしても行きたい」という熱意によってどこまでも価格が高騰する可能性があるアイテムであり、チケット転売は大きな利益を出せる詐欺師にとって非常に使いやすい「仕事道具」になってしまうのである。
不正なチケット転売を許してしまうと、ただ純粋に「行けなくなってしまったチケットを誰か買いたい人に譲りたい」とほぼ定価でフリマアプリなどに出品しても、それを見つけた転売屋に買い取られ、多額の利益を上乗せして転売されてしまう。
「行ける人に楽しんでもらえれば」という譲渡側の誠意や、「どうしてもこのイベントに行きたい」というファンの心を利用した卑劣な詐欺行為である。
お金儲けのためのいい餌にされてしまうチケットは、こういった規制を強化しない限り不正な転売が多発してしまうのだ。

チケット売買を安心に行える「公式リセールサイト」って?

チケットを正規の価格で安全に個人間で売買する方法の一つとして「公式リセールサイト」を利用するというものがある。
よくイベントなどに参加し、チケット購入の機会が多い人は公式リセールサイトについて知っておくと良いだろう。
急に行けなくなってしまった時、または欲しかったが取れなかったチケットを探す際に公式リセールサイトであれば詐欺に狙われたり高額をぼったくられる心配がない。

公式リセールサイトとは、イベント興行主が認めたチケットトレードを行うサイトであり、不正チケット転売の危険がなく安全に、さらには定価で取引が完了できるよう様々な工夫がされている。
例を挙げると下記のような点である。

  • チケット代金のやり取りをリセールサイトが仲介する
  • チケット販売者の本人確認を条件としている
  • 売買が決まった際、リセールサイトの運営が出品者から一度チケットを回収する
  • チケット譲渡に関わるやり取りを運営が全て代行

チケットのやり取りにおいて不正が行われないよう、運営が出品者と購入者の間に入って管理をするので、偽チケットや無効チケットを送られてきたり、値段を吊り上げられることもないので安心だ。
その分システム手数料や販売手数料等が運営に支払われることになるので、チケットを売っても全額回収はできず、買う側も定価で買っても結局割高にはなってしまう。
だが詐欺による悪質な被害に遭う不安や、アーティスト側が正式に認めていないチケットを買うよりは公式リセールサイトを利用するのが正しい選択と言えるだろう。

公式リセールサイトとしてはこちらに挙げるようなものがある。

  • チケトレ
  • チケット流通センター
  • チケジャム
  • チケプラ
  • viagogo
  • Stubhub

サイトごとに特色があるので、公式リセールサイトでチケットの売買をする場合はその特徴も踏まえて利用すると良い。

非公式なチケット売買は詐欺の危険がいっぱい?ネットの声を調べてみた

公式リセールサイトについて簡単に紹介したが、しかし実際のところ公式リセールサイトで欲しいチケットが見つからないこともある。
講演日が近くとにかく急いでいる場合にTwitter等のSNSやファンが集う掲示板などで取引を持ちかけられたら気持ちが揺らいでしまうだろう。
「非公式」なチケット売買で詐欺にあうとどんな被害を受けてしまうのだろうか。
実際に騙されてしまった人の体験談をネットで調べてみた。

チケット詐欺被害者は今も続出中

チケット売買の詐欺についてTwitterで検索をかけてみると、驚くほどの詐欺被害報告が上がっていることがわかる。
チケット不正転売禁止法によって規制が行われているにもかかわらず、チケットが欲しい人をターゲットにした詐欺は今でも常に多発しているということである。

定価の数倍以上もの高額をふっかけられても「どうしても欲しいチケットであればお金を払いたい」という、ファン心理を利用する卑劣な行為は許されるものではない。

ファンによる焦ったチケット購入の危険さを説く人も

被害報告が多く上がる一方、チケット欲しさに自ら詐欺のカモになってしまう行き過ぎたファン心理の危険性を説く人もいる。
冷静になれば避けられたかもしれない詐欺でも、焦りは判断力を低下させる。
こういった意見を見ておくことで、いざ自分が詐欺のターゲットになった時に一度省みることができるかもしれない。

ネット上の取引でどれほどの数のチケット売買詐欺が横行しているか、以上のネットの声からも感じることができただろう。
詐欺に遭わないためには、詐欺師の手口や怪しいチケット取引の特徴について知識を持ち、いざという時に冷静に考えることができるよう準備しておくことが大切である。

非公式な売買取引によるチケット詐欺の種類について

チケットが送られてこない

最もよく聞かれるのは、お金を支払ったのにチケットが送られてこないという詐欺だ。
料金の先払いを強要され、相手を信じてお金を払ったところ、そこから連絡が取れなくなるというパターンが多い。
例え高額をふっかけられていなくとも、チケットが手元に届かなければチケット代金を全て騙し取られてことになる。

また、送付以外にも「当日会場でチケットを受け渡す」と言って現れないというケースもある。
「会場でもらえるから」と出かけても相手に会えずにイベントには入場できない。
「直接渡します」というのも誠意があるようで安心ならないのだ。

偽チケット、無効チケットを送り付けられる

チケットが来た!と喜んだのも束の間、開封してみたら偽物だったという詐欺。
一見問題ないチケットのようでも、会場に持って行ったらすでに無効化しているチケットで中に入れなかったという被害報告もある。

チケット代金は前述の送られてこない詐欺と同じく前払い、もしくは代引きで指定されることが多い。
代引きの場合、配送業者から受け取るので「届いた」と思いお金を払ってしまうが、開けてみたら偽物が入っている、何も入っていないという罠が張られている。
封筒に透明窓を設け、実物そっくりの偽物チケットをチラ見せすることで安心させるという巧妙な方法を取るケースもあるという。

定価からかけ離れた高額で売りつけられる、いわゆる「ぼったくり」

いわゆる「ぼったくり」詐欺もチケット売買においてポピュラーなものだ。
チケットは売買時に「相場」というものはない。
チケット自体は定価の価値しかなくとも、ファンからするとどれだけお金を払っても喉から手が欲しい代物なのだ。

つまり、詐欺師側からするとプレミアチケットであるほど強気で高値をふっかけることができる。
入手困難なチケットが数十万〜百万円レベルの高額で出品されたとしても、買ってしまうファンは存在する。
その結果どんどんと価格が釣り上がるという悪循環も生まれてしまっている。

どんなに高くとも、チケットを買えたファンは嬉しいかもしれない。
しかし、そのお金は自分が好きなアーティストに行くのではなく、詐欺師の懐に入ってしまうということを認識しなければならない

非公式なチケット販売サイトによる詐欺

興行主が認定している公式チケット販売サイト、スポーツイベントなどの公式サイトからの購入ではなく「非公式」なサイトでチケットを購入したことによる金銭トラブルも問題視されている。
全く公式の運営から認定などを受けているわけでもないのに「公認」と言った文字をサイトトップに掲げ、公式チケット販売のように見せかけている悪質なサイトの報告も後を絶たない。

非公式のチケット販売サイトから購入すると、

  • 公式のチケットよりも高額なことがある
  • 入場しようとしたら使えない
  • 購入時に知らされていなかった高額の手数料が請求される
  • 返金に応じてもらえない
  • 個人情報(住所氏名、クレジットカード情報)を抜き取られ悪用される

など、お金を騙し取られる以外にも様々な弊害が起きる可能性がある。

非公式な売買取引によるチケット詐欺の手口について

「どうしても欲しい」というファン心理につけ込む

チケット販売の詐欺はアーティストやスポーツの熱心なファンが「どうしても行きたい」と強く思う気持ちを利用している。
スポーツ観戦や音楽ライブはその日その瞬間しか見られないという特別な要素があり、「絶対に見逃したくない」と考えている場合、定価より高くとも、販売者が素性が知れなくともわらをも掴む思いでチケットを探してしまう。
詐欺師はそんなファン心理につけ込み、高額なチケット代をふっかけたり、偽物を送り付けたりという悪事を働くのだ。

「チケットが余ってしまったので、ぜひ行きたいひとにお譲りしたい」「私の代わりに楽しんできて欲しい」など、自身もファンかのような文言で購入者を募ることで仲間意識を感じさせ、警戒心を薄れさせるのも詐欺師の常套手段である。

SNSでチケットの譲渡を呼びかけ、お金を騙し取ったらアカウントごと消去して逃亡

非公式なチケット売買はTwitterなどのSNSを利用して発生することも多い。
メールアドレスがあればアカウントを作れるSNSであれば、「チケットを譲渡用」と、それ専用のアカウントを作成することもある。
譲渡希望者はDMで販売者とお金の支払い方法やチケット送付先を連絡しあい、取引を進めていく。

しかしSNSでの個人売買は行うべきではない。
なぜなら、SNSは簡単にアカウントが作れる上に消去することも簡単、詐欺師が証拠隠滅して逃亡するにはもってこいのツールだからだ。
特に匿名性が高いTwitterでの転売被害が多く、被害者たちは一様に「お金を払ったらブロックされて連絡が取れなくなった」「騙されたと気づいた時にはアカウントがなくなっていた」と報告している。

SNSでの取引は相手の素性もわからない他、アカウントを消されてしまったらこちらから全く手出しができない
公式の販売サイトでのトラブルと異なり、運営の仲介もないため手のうちようが無いまま泣き寝入りになってしまうことも。

ファンが集まる匿名掲示板で購入希望者を募る

ファン同士が交流するために建てられた匿名掲示板のスレッドで「チケット売ります」と書き込まれることがある。
希望者は販売者とメールアドレスを交換して掲示板外のやり取りへ移行するわけだが、ここでよく発生するのが「一人の購入希望者と取引をしているように見せかけ、複数人に同時進行で詐欺を仕掛ける」というものだ。

もしあなたが取引相手に決定した時、匿名掲示板上では「購入者様が決まりましたのでこの件はクローズします」と書き込まれるが、実際のところは同時期に申し込んできた人たち全員にメールで取引と持ちかけてお金を騙し取っている。
しかしその複数人のやり取りは匿名掲示板上で表面化しないため、気づかないうちに何人もの人が詐欺にあってしまうのである。

さらに匿名掲示板であればその名の通り全くお互いの顔が見えないやり取りだ。
詐欺師は立場がまずいと感じたら、SNSのアカウント消去よりも簡単に逃げることもできる
どんなに欲しいチケットが出されようとも、決して手を出すべきではない購入ルートである。

フリマアプリ・オークションサイトを利用した売買

フリマアプリやオークションサイトでチケットを出品することができる。
ただ、取引できるチケットには様々な条件が課されており、「転売目的のもの」「チケット内に氏名などが記載されているもの」など販売禁止となるチケットも多い。

しかしフリマアプリやオークションサイトは非常に多くのユーザーがおり、チケット販売する際にもたくさんの人の目に触れるため効率がいいのは確かである。
よって、フリマアプリやオークションサイトにおいて詐欺目的のチケット出品は決して少なくないのである。

フリマアプリ・オークションサイトは取引の際の金銭授受や配送に関して運営が介入するというのが安心な点だが、そもそも詐欺目的である場合は、購入が決まったらすぐにメールやLINEなどのアプリ外の連絡方法を強要してくるケースが多い。
運営の目の届かないところで直接取引を持ちかけられたら確実にチケット詐欺であるので、すぐに取引を中止して運営に通報しよう

非公式な売買取引によるチケットが本当に詐欺であるか、見分け方

公式リセールサイト以外の販売ルートでチケットを入手するのはリスクが多いことは理解いただけただろう。
しかし、今すでに非公式ルートでのチケット譲渡に応募してしまった、どうしても欲しいチケットが売りに出されており買おうか迷っている状態という人もいるかもしれない。
その場合は下記に挙げる「詐欺師の見極めポイント」をひとつずつ確認してみて欲しい。
もし一つでも当てはまる場合はその取引は中止するのが賢明だ。

料金先払いの強要をしてくる相手は詐欺の可能性大

詐欺被害の多くはチケット代金を先払いしたことにより起きている。
チケットが送られてこない、偽物や無効チケットが届くといった詐欺は、お金を払い終わった後に詐欺だったと気づくので時すでに遅し状態になってしまうのだ。

もし支払いを先払いで指定してくる場合は、後払いや代引き、直接会ってチケットと代金を交換すると言った支払いに変更が可能か確認してみよう。
何かしらの妥協案を出してくる場合はまだしも、先払いを絶対に譲らない場合は、その販売者から買うのは危険だ。

取引相手の氏名と指定の銀行口座名義が異なる

取引相手の氏名と、入金するように指定された銀行口座名義が異なる場合も要注意だ。
「家族の口座」などと理由を述べることもあるが、まず怪しいと考えて良いだろう。

その場合、販売者の氏名や口座の情報でネット検索をかけてみるのがおすすめ。
もし過去に同じ名前や口座を使って詐欺トラブルを起こしている場合は、被害報告をしている人がいたり、口座がトラブル口座リストに載っていることもある。
検索でネガティブな情報に当たるようであれば詐欺と確定し、取引は即中止しよう。

匿名掲示板の場合、同じチケット譲渡の書き込みを複数スレッドに書き込んでいないか

匿名掲示板でのチケット譲渡の募集は、元々チケットを売る気などさらさらないので複数のスレッドに同じ書き込みをして多くの人の目に触れるようにすることもある。
譲渡希望の連絡をする前に、一度慌てず同様の書き込みがないか検索をかけてみよう。

もしも多くのスレッドで同じチケットの譲渡募集が引っかかるようなら詐欺目的である可能性が高まる。
そして詐欺目的の書き込みの場合、人を集めるためチケットの条件が非常に良いことが多い。
日程や座席、枚数の条件がいいのに「取引成立」の書き込みがないまま日数が経過している場合はその募集には反応しない方が良い。

チケットの発送予定日は必ず確認し、遅れた場合は都度速やかに連絡を取る

「忙しい」「急用が入った」など理由をつけてチケット発送を遅らせたり、連絡自体を減らしてくる相手は信用ならない。
発送日は必ず確認し、予定日を過ぎても発送連絡がなければすぐに状況確認の連絡を取ろう。
その時点ですでに相手からのレスポンスがないようならすぐにトラブル解決へ動き出さなければならない。
相手への確認連絡はできるだけまめに行うようにするのが詐欺被害回避のポイントである。

また、発送は必ず追跡ができる方法を取るようにし、問い合わせ番号も確実に控えよう。
「しつこいと思われるかも」と相手への催促を躊躇うかもしれないが、こちらはお金を支払っている「取引相手」であるため商品に関して質問や問い合わせをする権利がある。
遠慮せずにはっきりと確認を行うようにしよう。


非公式な売買取引によるチケットで詐欺にあってしまったら状況・情報の整理をしよう【証拠集め・裏付け】

チケット詐欺に引っ掛かった時は、ファン心を利用されたという悔しい思いや、楽しみにしていたイベントに参加できずに落ち込んでしまうだろう。
しかし、クヨクヨしているその間にも詐欺師は証拠を消して逃げたり、次なる被害者を生んでしまう。
一度冷静になり、相手からきっちりと被害額を取り戻すためにも証拠集めを始めよう。

下記で挙げる情報をまとめておくことで、後々に相談窓口や法律事務所へコンタクトを取る時にスムーズに話を進めることができる。

  • 相手の情報
    フリマアプリ・オークションサイトのアカウント、SNSのアカウント名、メールや電話番号があれば控えておく
    振り込みに使った銀行口座情報もメモしておこう
  • 被害の詳細
    被害額がわかるもの(支払い履歴、銀行の振り込み明細、クレジットカードの明細等)、偽物や無効チケットが届いた場合は実物を捨てないように取っておこう
  • 相手とのやり取り
    相手とのやり取りはスクリーンショットなどで残しておくと、もし相手側で消去されても証拠が残る
    特に匿名掲示板やSNSを使った取引の場合はこの情報が重要だ

問い合わせ相談窓口や電話・通報連絡先:実際に非公式なチケット売買で詐欺にあった場合の解決方法と手順【どこに連絡・相談するべきか?】

①自力解決!?非公式な売買取引によるチケットの取引相手へ問い合わせる【取引相手とご自身でやり取り】

詐欺に気づいたら、まず最初に起こすべき行動は取引相手への連絡だ。
チケットが届かない、偽物が届いたと状況を連絡し、相手の出方を見よう。

相手がチケット詐欺に不慣れな人である可能性もあり、「警察へ相談します」「弁護士をつけます」と伝えることであっさりと返金に応じることもある。
しかし、相手がプロの詐欺師の場合、上記のような文句を「脅しだ」として逆に法的措置を取られるというリスクも発生するため注意が必要だ。
また、しつこく返事を催促したりクレームを入れ続けると、相手が諸々の証拠隠滅をして完全逃亡することもあるのでやり取りは刺激し過ぎないよう慎重に行わなければならない。

メリット

  • 交渉次第ではあっさり返金に応じることもある
  • 相手から直接返金されれば最も手間がかからない解決方法

デメリット

  • あまり強くクレームを入れると逆に脅しと取られて別のトラブルに発展することも
  • うかうかしていると詐欺師に逃げられてしまうこともある
  • 詐欺グループや悪質な業者と直接やり取りするのは危険も伴う

②非公式な売買取引によるチケット詐欺について無料で相談できる窓口へ連絡・通報

個人の力ではどうにも解決が難しそう、または解決に向けてどうすべきかわからないという時は、一人で悩んでいても解決の糸口が掴めず時間だけが過ぎていってしまう。
そんな時は迷わずぜひ様々な機関や窓口の力を頼ってほしい。
以下に紹介する窓口はすべて無料で安心して利用できるものであるため、積極的に力を借りていこう。

消費者ホットライン

チケット詐欺についても、消費者トラブルとして消費生活センターに相談することができる。
消費生活センターへスムーズに連絡をとる方法として「消費者ホットライン」を利用するのがおすすめだ。

消費者ホットラインは「188」とダイヤルするだけで全国どこからでもかけられ、最寄りの消費生活センターへ電話を取り次いでくれるサポートを提供している。
困った時は「188(いやや)」と覚えておけば、咄嗟のタイミングでもスピーディに相談が行えるのが大きなメリットである。

また、相手との交渉がうまく進まない、連絡がスムーズに取れないという際に消費生活センターが間に介入してトラブル解決の手伝いを行う「あっせん」を行ってくれる場合もある。

警察相談専用電話

チケット詐欺も立派な犯罪であるため、警察への連絡も行いたい。
警察相談専用電話(#9110)なら、緊急性が低い案件でも警察が直接話を聞いて様々なアドバイスを行ってくれるので心強い。
また、「詐欺かどうかわからない」という時も状況を説明することで、類似の被害事例から適切な判断を下してくれるだろう。

電話番号は「#9110」とこちらもシンプル。
全国どこからでも同じ番号で利用できるので、困った時のお守りとして覚えておくのがおすすめである。

ただ、こちらの窓口はアドバイスや専門機関の紹介を目的としているため、警察が直接返金の交渉や被害回復に動いてくれるわけではないので注意。

詐欺は犯罪であるため、他の窓口への相談と並行して警察への通報は必ず行って欲しい。
実際の被害回復については直接の対応を求めることはできないが、今後どこに相談すればよいかのアドバイスをくれる。
またきちんと操作してもらえば、同じような被害者が出ることを防ぐことができる。

法テラスサポートダイヤル

チケット詐欺が法的に解決できるものなのか自分では判断できない時、法テラスに相談するのも一つの手だ。
相談員が状況をヒアリングし、どのような解決の方法があるのかアドバイスをしてくれる。
その際に合わせて法律事務所や弁護士の紹介を頼むこともできるので、「どこに依頼すべきか決められない」という人も非常に助かるはずだ。

弁護士費用を分割で支払える制度を利用できることもあるため、費用面が心配な人は一度話を聞いてみよう。

トラブルが法的に解決し得るものなのか分からない場合も、無料で気軽に相談できるのが法テラスである。
専門のオペレーターが問い合わせの内容に応じて、適切な相談機関や団体を紹介してくれる。
非公式な売買取引によるチケットの詐欺についても、特殊な案件だけにどこにどのように相談すればよいかと不安になる人も多いかもしれないが、困ったらまず法テラスに問い合わせることで、今後の見通しを立てることができるはずだ。

適格消費者団体・特定適格消費者団体

適格消費者団体は不特定多数の消費者の利益を守るために、内閣総理大臣の認定を受けた法人である。
もし同じ加害者からのチケット詐欺に悩む被害者が複数集まった場合は、特定適格消費者団体を使って集団訴訟を起こし、被害金の返金を求めることもできる。
非公式な方法を使ったチケット詐欺は、複数人に対して同時進行で詐欺を行っていることも多いので、集団訴訟に持ち込める可能性もある。
集団訴訟の場合、弁護士費用を安く抑えることもできるため、まずは同じ被害を受けた人がいないか問い合わせてみると良いだろう。

メリット

  • 「どうすればいいかわからない」と困ったときに気楽に相談できる窓口
  • それぞれの機関の相談員が適切なアドバイスを行ってくれる
  • 同時に複数の被害者がいた場合、集団訴訟を起こして返金請求できる可能性がある

デメリット

  • 基本的にはアドバイスや専門機関の紹介を行う窓口であり、積極的な解決に動いてもらうことは期待できない
  • 利用時間が限られるため、相談が集中するとなかなかつながらないこともある

③法律事務所への依頼で被害金を取り返す!!非公式な売買取引によるチケット詐欺について弁護士・司法書士へ相談

チケット詐欺による被害を回復したい場合は弁護士や司法書士の力を頼るのが最も確実な方法だ。
特にぼったくりによる高額の被害にあった場合、弁護士費用を払ったとしても多くのお金を取り戻せる可能性がある。

ネットを介した詐欺は手口も様々で、ますます解決が難しくなってきているが、近年はサイバー犯罪に強い法律事務所も増えている。
チケット詐欺の解決実績がある事務所を探して相談してみるとより話が早いだろう。

ただ、法律事務所へ依頼するとなると費用面が不安でハードルが高いと感じる人も多いはずだ。
そんな人におすすめなのが無料相談を設けている法律事務所である。
無料相談であれば、チケット詐欺の被害回復ができるかどうか、そして実際にどのくらいの費用がかかるのかを事前にじっくり話をすることができる。
先に不安要素をしっかり確認しておくことで納得して本依頼に進むことができるので安心だ。

メリット

  • 詐欺被害をスピーディーに解決したいのであれば最も適した方法
  • 法律知識豊富なプロが、詐欺師相手に直接交渉にあたってくれる
  • 無料相談を設けている法律事務所であれば、費用面を気にせず事前にしっかりと話ができて安心

デメリット

  • 被害額によっては返金されても弁護士費用の方が大幅に高額になる可能性もある
  • 被害から時間が経ち過ぎていたり、詐欺の証拠が不十分だと弁護士・司法書士でも解決が難しい

結論:非公式なチケット販売は危険がいっぱい?!騙されてしまったら泣き寝入りせずに相談を

人気チケットの争奪戦はネットが普及する前から存在しており、ファンはそのたび一喜一憂するものであった。
今やスマホでチケット購入ができる時代になったが、「チケットが買えない」という悩みはなくなりそうもない。
それだけに、公式の販売方法だけでは諦めきれず、非公式なチケット販売に手を出してしまうファンも多い。

しかし、非公式と言われる販売方法には常に詐欺やトラブルのリスクがつきまとう。
ファンの「どうしてもほしい」「いくらお金を積んでも買いたい」という強い気持ちを利用する詐欺はどこにでも潜んでいるのである。

チケット詐欺はぼったくり価格を吹っかけられたとしても数万円程度の被害になることがほとんどなため、「高い勉強代だった」と解決を諦めてしまう人も少なくない。
だが、泣き寝入りというのは詐欺師をのさばらせ、さらに被害を拡大するという意味でも絶対にやってはいけないことだ。
頑張っているアーティストやスポーツ選手たちのためにも、チケット詐欺はあってはならないものである。
ぜひ勇気を出して一歩解決に向けて足を進めてほしい。

チケット販売の詐欺は社会的にも大きな問題となっているため、相談できる窓口もたくさん存在する。
一人で悩んでいる間に解決はどんどん難しくなっていくので、まずは消費者ホットラインや警察へ連絡し、必要に応じて法律事務所への相談も検討しよう。

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