オレオレ詐欺被害の返金方法・手順・相談窓口

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騙された!?オレオレ詐欺の被害にあった場合の解決方法と手順【騙し取られたお金を取り返す・取り戻す】

目次

「母さん、俺だけど」と切り出し、家族のふりをして金銭を要求、騙し取るという詐欺が全国で多発し特に高齢者を狙う卑劣さからも社会的な問題となった。
名前を名乗らず「俺、俺」と話を始めることから「オレオレ詐欺」と呼ばれ、ニュースでも度々話題になることから知らない人はいないほどの有名詐欺の一つである。
近年では手口もますます巧妙化しており、「俺、俺」と名乗ることも少なくなってきたことから「振り込め詐欺」という別名がついたことを覚えている人も多いのではないだろうか。

連日ニュースを賑わせ、警察や国民生活センターも危険な詐欺として注意喚起を行っているにもかかわらず、未だオレオレ詐欺は起こり続けている。
それだけの知名度のある詐欺だとしても騙される人がいなくならないという点も、このオレオレ詐欺の恐ろしさだ。
「家族の声を間違えるわけがない」「オレオレ詐欺なんてすぐにわかるだろう」と自信を持っていても、いざ当事者になると判断力を失い金銭を騙し取られてしまうケースも非常に多い。
これはひとえに家族への想いを利用するという卑劣な手段を用いているからに他ならず、身内を心配したり、助けてあげたいという気持ちが強い人ほど煽られ騙されてしまうのである。

オレオレ詐欺に引っかからないための秘訣。
それは詐欺についての知識を持ち、疑わしい電話への対応方法を知っておくことだ。
怪しい電話を即時に見抜き速やかに警察へ相談したり、実際にお金を渡してしまう前にしっかりと確認を行うことが詐欺被害を防ぐために大切である。
本記事では、オレオレ詐欺について手口の解説や、詐欺の見分け方、そして困った時の相談窓口などをまとめている。
オレオレ詐欺の被害者にならないために、また家族を被害者にさせないためにも、ぜひ目を通してみてほしい。

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オレオレ詐欺とは?

オレオレ詐欺の種類や手口についての解説を始める前に、どのような詐欺なのかここで簡単に触れておこう。

「お母さん、俺だけど」などと、名前を言わずに電話をかけるということから名前がつき、誰もが知る存在となったオレオレ詐欺。
電話や電報を用いた詐欺は古くから存在していたものの、1998年頃からこの「俺、俺」と身内のふりをして電話をして金銭を騙し取る詐欺が全国で立て続きに起こり、2003年に犯人を検挙した鳥取県警が「オレオレ詐欺」と表現したことが詐欺名の発祥と言われている。
最初は家族の本人になりすまして電話をする手口がほとんどだったが、その後警察や弁護士、会社の上司などさまざまな人物を装って家族の不祥事や危険を知らせる手法が主流になっていった。
しかし、全てに共通するのが「身内がお金に困っている」「身内のトラブルをお金で解決する」というシチュエーションである

主に一人暮らし高齢者や高齢者のみの家庭がターゲットとなり、子供や孫を理由にお金を強請る。
どのような方法を用いるかは後ほど詳しく紹介するが、どれも家族への思いやりや心配の心を利用するという悪質なものだ。
詐欺にあったというショックはもちろんのこと、家族をネタにされたことや身内を想うあまりに判断力を失ったということで被害者に大きな精神的ダメージを残すのもオレオレ詐欺の特徴。
また、なりすましをされた被害者の家族も非常に後味の悪い思いをすることになる。

オレオレ詐欺

親族、警察官、弁護士等を装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金等を名目に
金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。

「携帯番号が変わった」「風邪引いた」は詐欺!
息子や孫になりすました犯人から電話があり、仕事に関するトラブルなどを口実に、お金を要求する詐欺です。

最初の電話で「風邪をひいて、喉の調子が悪い」などと言って、声が違うことを不自然に思われないようにし、さらに、「携帯をなくした(盗まれた、壊れた)」と言って、携帯電話番号が変わったと思い込ませます。
再度、息子や孫になりすました犯人から電話があり、「会社のお金を株に使い込んでしまった」「会社のお金(小切手)が入ったカバンを落としてしまった」などと話し、お金が至急必要であることを持ちかけてきます。

引用元:オレオレ詐欺 | 特殊詐欺の手口等紹介 | 警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ

まさか自分が、家族が…オレオレ詐欺の被害者の声

オレオレ詐欺なんて引っかかるわけがない、自分や身内には関係がない詐欺だ…そんなふうに考えていないだろうか。
実際、オレオレ詐欺を他人事と捉えている人がほとんどであろう。
しかし、下記に紹介する被害者の声を見れば、その考え方の危険性に気づくことができるかもしれない。

身内が被害に…被害額は甚大!

ネットでも、家族や知り合いで実際に被害にあったという声が多くみられた。
その被害額はやはりどれも高額であり、中には1000万円を超えるものも。
本人も家族も騙されない自信がある人物であっても安心できない。

未遂とはいえ…身の回りに溢れる詐欺電話

実際に被害にまで発展しなかったものの、オレオレ詐欺の電話を受けたことがある人はかなりの数存在している。
未遂に済んだとしても、お金を払う直前まで話が進んでしまった例も多い。

オレオレ詐欺に引っかかった人に追い討ちをかける風評被害の問題性も

オレオレ詐欺の被害の恐ろしさはお金を失うことだけではない。
騙された被害者に対し「注意力が足りない」「なぜ騙されたんだ」と心無い言葉をかけたり、近所に噂が広がることで風評被害を生んだりと、二次被害とも言える現象が起きるというのだ。
中にはあまりに心を病んで自死を選んでしまう例もあり、目を背けることはできない問題である。

オレオレ詐欺の種類について

前述したように、オレオレ詐欺は身内を装って大金を奪う姑息な詐欺である。
その種類は最初は「俺、俺」と名前を名乗らずに電話をかけ、相手の様子を探りつつ自分達の作戦をすり合わせていくというものであった。
しかし近年では「オレオレ詐欺」という名称に収まらない、さまざまな手法が次々と生み出され、一般的な知識だけでは詐欺と気づけないような巧妙なものも増えてきている。

どのようなオレオレ詐欺が存在しているのか、パターン別に例を挙げながら紹介しよう。

「俺、俺」、「◯◯(家族の名前)だけど」と被害者の身内本人を演じるパターン

最も認知されており、事例も多いのが被害者の身内本人を名乗って電話をしてくるケースだ。
「俺だけど」と電話をし、被害者が「○○(家族の名前)か?」と自ら明かしてくるのを待つというのが、そもそもの「オレオレ詐欺」という名称の由来となっている。
しかし近年ではほとんど「俺、俺」とは言わず、元から名前や仕事、済んでいる場所までリサーチをかけた上で電話をしてくるという手の込んだ手法に変わってきている

犯人「もしもし、俺だけど」
被害者「誰?○○?」
犯人「そうそう、○○。急で悪いんだけど今実は困っていて…」
被害者「どうしたの?」
犯人「実は、会社のお金が入ったバッグを無くしてしまって…どうしても見つからなくて」
被害者「それは大変」
犯人「300万円も入っていたんだ…このままだと全額俺が弁償しなきゃいけないんだけどそんなお金用意できない…」
犯人「本当に悪いんだけどお金を貸してもらえないかな?今日中にお金を会社に渡さないと大変なことになる…」
被害者「どこにお金を送ればいいの?」
本人を名乗る手法は、成功できれば最もシンプルな仕組みで人を騙すことができる。
しかし、本人との声の違いや電話番号が違うことを指摘され、そこから詐欺に気づかれるケースも多く、デメリットも多い。
「風邪気味で声がおかしい」「最近ちょっとした喉の手術をした」と声が違う理由、「携帯を落としたから新しくした」と電話番号が違う理由を何かしらつけてくるのもこの手法の特徴だ。
警察、弁護士、駅員などになりすまし、家族のトラブルを伝えるパターン

本人を名乗るものよりも増えてきていると言われているのが、警察、弁護士、銀行員などを騙って身内のトラブルを伝え、お金を要求するケースだ。
使われるのは主に社会的に立場があって信頼度が高い役職であり、身内のトラブルで焦る気持ちも相まって簡単に騙されてしまう。
この場合、本人役が電話をする必要がないため、電話番号の相違や声の違和感といった気づかれやすいリスクも回避できる。

  • 警察官
  • 弁護士
  • 駅員
  • 銀行員
  • クレジットカード会社
  • 金融会社
  • 保険会社
  • アダルトサイト運営会社

このような肩書きがよく使われているようである。

犯人「警察の者ですが、○○さんのご家族でいらっしゃいますか」
被害者「ええ、そうですが」
犯人「実は、○○さんが痴漢行為で捕まり、今こちらで話を聞いています」
被害者「えっ!そんな…」
犯人「幸い、痴漢の被害者の女性は示談金での解決を希望されており、示談金を支払えばこのまま大事にならずに済みます」
犯人「示談金は200万円ですが、○○さんはすぐに支払える額ではないと言っており、ご家族に電話した次第です」
被害者「200万円…。お支払いすればお相手は許してくれると?」
犯人「そうです。ただ本日中に現金でお渡しすることがその条件となっています」
被害者「今日中?!む、無理です」
犯人「それではこのまま警察の方で痴漢事件として進めることになるので、ニュースなどで名前や顔が報道されることになりますよ」
被害者「困ります…なんとか払います」
劇場型と言われる複数人で電話を回してストーリーを作り上げるパターン

本人を名乗る、本人以外の人がトラブルを伝えてくるというパターンを組み合わせたようなケースも報告されている。
「劇場型」とも呼ばれるその手法は、本人も登場しながら上記で挙げたような役職名の人物も複数登場するという手の込んだもの。
本人を名乗る犯人が憔悴した様子で電話をかけたのち、「弁護士さんに代わる」と言って電話を代わり、引き続き説明を行うというもの。
これは本人も登場することで被害者の心理を刺激する上、警察や弁護士が登場することで「本当に大変な事態なのでは」という印象を植え付ける効果もある。
本人役も泣いてしまって喋れない、ショックで会話にならないといった理由でほとんど声を出さず、すぐに他人に代わるので怪しまれにくいという特徴も持ち合わせている。

犯人A「母さん…(泣いている)」
被害者「どうしたの?!」
犯人A「(泣きながら)大変なことをしてしまった…取り返しがつかない…」
被害者「何があったの!話してみて」
電話を代わる
犯人B「○○さんが憔悴してお話ができないようなので代わります。担当弁護士です。」
被害者「弁護士さん?何があったんですか」
犯人B「実は○○さんがギャンブルで借金を繰り返し、闇金にも手を出してしまいました」
犯人B「今日が返済期限なのですが、300万円の借金を返せないと言っています」
被害者「闇金に…300万円も」
犯人B「今日中に返済しないとヤクザの取り立てに追われることになり、○○さんの身の安全は保証できません」
犯人B「頼れるのはご家族しかいないと、今私の立ち会いの元電話をかけてもらったのです」
電話を代わる
犯人C「○○さんにお金貸してる金融会社のモンだけど、困るんだよね返してもらわないと」
犯人C「ずーっと返済できないの繰り返しでウチも困ってんのよ、返せます?お母さん」
被害者「私からお返しすれば○○は無事ですか?」
犯人C「もちろんですよ。そうしたらこの口座に今日中に振り込んでもらえます?」

オレオレ詐欺の手口について

一人暮らしの高齢者や高齢者だけが住む世帯をターゲットにする

オレオレ詐欺のターゲットとなるのは、ほとんどの場合高齢者である。
そして子供世帯と同居していない、高齢者のみの世帯や一人暮らしの高齢者は格好のカモだ。
老後資金としてまとまった貯蓄があることも多く、そして年齢による判断力の低下。
また仕事や子育てからも長い間離れている高齢者は「人の役に立ちたい」という思いを抱く傾向にもある。
非常に残念であり、腹立たしいことでもあるが、詐欺師にとって高齢者は「おいしい」存在であることは事実なのだ。

以前は高齢者の住んでいるであろう家に手当たり次第電話をしていく手口も見られたが、近年では事前の調査から効率よく大金を騙し取れる家を特定して詐欺のターゲットとする詐欺グループも珍しく無くなってきている。

身内を心配する気持ち、思いやる気持ちを利用する

大切な子供や孫が困っている…そう思ったら居ても立っても居られない人がほとんどではないだろうか。
取り返しのつかない状況ならまだしも、お金さえ渡せば解決するのなら。
急な連絡による咄嗟の判断では、このようにお金を支払う決断をしてしまう。

犯人グループは、さまざまな理由でお金が必要なことを伝えてくるが、それらはどれも状況としてかなり最悪なもの。
借金だけならまだしも、他人や会社に迷惑をかける行為、犯罪が絡む行為、大きな事故など、身内が関わったとなれば間違いなく青ざめてしまう内容ばかりだ。
それが詐欺ではなく本当の話だとしたら、大事な家族のために「なんとかしてあげたい」と誰もが思うような理由を詐欺師は利用する。

さらには「今日中」「今すぐ」など時間の制限を設けることでさらに被害者を焦らせるのも詐欺の常套手段だ。
期限があることで「早くしなければ」とさらに判断力は低下する。

電話役、お金を受け取る役など役割分担をしてグループで人を騙す

オレオレ詐欺は、実は詐欺師が一人単独で行うことはほとんどない。
電話をかける役、お金の受け渡しをする役、作戦を考える役、全体の動きを統率する役とさまざまな役目を持ったメンバーが集まって人を騙すのだ。
実際オレオレ詐欺を一人で行うことはかなり手間がかかる上、時間をかけるほど疑われる可能性も高まり、少しでもボロを出せば捕まるリスクもかなり高まる。
お金を騙し取って逃げるためにはかなりのスピード感が必要となるのだ。

役割分担をすることで話の運びをスムーズにし、時間をかけずに効率的に人を騙せるというメリットが一つ。
そして、電話役やお金の受け渡し役といった実際に被害者と関わる役割の人がもし捕まってしまっても、グループの中心人物は警察の捜査が到達する前に逃げることもできる。
現実に起きているオレオレ詐欺の実例として、かけ子(電話役)や受け子(お金の受け取り役)が捕まっても、黒幕がわからずお金は持ち逃げされてしまうというケースがとても多いのだ。

被害者と直接関わる役割は組織の末端や、SNSなどで募ったバイトが請け負うことが多く、ある意味切り捨て役と言っても良い立場である。
若者がオレオレ詐欺と知らずにバイトとして犯罪に加担してしまうという事件も起きており、問題となっている。

オレオレ詐欺被害者を再び騙す手口も問題に

オレオレ詐欺で騙されてしまった被害者は、実は犯罪組織の中でリスト化され個人情報を売買される危険がある
詐欺被害から少し経った頃、また詐欺グループが弁護士等を装い「オレオレ詐欺の被害金を取り戻しませんか」と電話をかけ、報酬としてさらにお金を騙し取るという悪質な詐欺が起きているのだ。
反省と失意の中にいる被害者は、「これで助かる」とばかりに詐欺師を信じてしまいがち。
騙されているとは知らず、オレオレ詐欺の被害金が戻ると信じて前金で報酬を支払ってしまう。

もちろん電話の主は詐欺師であるので、オレオレ詐欺の被害回復ができるわけもなく、報酬支払い後に音信不通となる。
二重に騙されてしまった被害者のショックはいかほどのものだろうか。
被害にあった人からさらにお金をむしり取るという許し難い行為だが、リスクとして知っておいた方がいいだろう。

かかってきた電話が本当に詐欺であるか、見分け方

声が違う、電話番号が違うと思ったら一度電話を切って知っている番号にかける

オレオレ詐欺の電話をかけてくるのはもちろん本人ではないため、声も電話番号も異なるものとなる。
「風邪をひいて声がちょっとおかしいんだ」「最近携帯を変えて番号も変わった」というのが常套的な言い訳だが、もしも声や番号が違ったならば、かけ直すと言って電話を切ろう。
そして自分が知っている番号へ電話をかけ、本当に番号が変わっているのか確認
本人が出たら切った電話はオレオレ詐欺確定である。
すぐに控えておいた電話番号を警察に伝え、詐欺の疑いがあると相談しよう。

支払いを焦らされても慌てず家族や警察に相談

オレオレ詐欺は緊急を要する理由をつけお金を要求する上、時間制限も設けてくることが多い。
しかし、そこで焦ってお金を支払わせるのが詐欺師の目論みだ。
慌てず電話番号を控え、かけ直すと伝えて電話を切ろう。
そして家族や警察にまずは状況を伝え相談してみるのだ。
正常な判断力を持つ人に相談することで、冷静に事態を見直すことができるだろう。

どんなに焦らされても、深呼吸をして時間をかけることが大切である。
実際、数時間や当日中に数百万もの大金を払わねば解決できない状況など、ほとんど起きるものではない
そのシチュエーションの異常さに気づけるかどうかが詐欺を避ける重要なポイントである。

警察署名、弁護士の所属事務所名、企業名などを聞いてメモ

オレオレ詐欺は前述したように家族へのなりすましのほか警察や弁護士、会社の人など様々な人物を騙ることがある。
そんな時もすぐに信じるのではなくまずは確認だ。

まず相手の名前を聞くとともに、警察ならばどの署なのか、弁護士ならば事務所名、企業ならば会社名などしっかりと聞き取りメモをしておく。
そして一度電話を切って聞き出した情報が正しいものなのか検索してみるのだ。
警察の場合は相談窓口などに電話し、確認を取ってもらうのも良いだろう。

弁護士事務所や企業の名前が全く検索に引っかからないならばそれは偽の情報を話していると考えられる。
すぐに頼りになる家族や警察へ相談し、詐欺の可能性を伝えよう。

迷惑電話防止機能付き電話を利用する

あまりに頻発する電話を使った特殊詐欺に対策をするため、電話機自体に迷惑電話を防止する機能がついたものも登場している。
ナンバーディスプレイで知らない番号からの電話を取らないようにしたり、録音機能で会話を録音し証拠として使うことができたりといった機能が付いているというもの。
牽制としてかけてきた相手に「防犯上の観点から電話の内容を録音している」という内容のアナウンスを流すこともできる。
自分が騙されないか不安な人、一人暮らしの親が心配な人にはぜひ設置をおすすめしたい。

自治体によっては補助金が出ることもあるので、設置を検討する場合は一度調べてみよう。


オレオレ詐欺で被害にあってしまったら状況・情報の整理をしよう【証拠集め・裏付け】

オレオレ詐欺は電話を使う上その後の展開も目まぐるしく、気づいたらお金を失い犯人も逃げてしまうという状況に陥りやすい。
残せる証拠をできるだけ集めることが犯人を捕まえるために大切である。

  • どのような電話がかかってきたか
    家族本人を名乗ったか、それとも警察や会社の人など別の人物か
    どのような理由でお金が必要と言っていたか
  • お金の受け渡し方法、被害額がわかるもの
    銀行振込ならば明細等、直接手渡しならばお金を下ろした記録など
  • 電話の録音
    録音機能がついている電話機、スマホであれば会話を残すことが可能だ
    怪しいと思ったらすぐに録音をしよう
  • 相手の特徴
    電話の声、直接お金の受け渡しなどで会った場合は身体的特徴、服装などを思い出せるだけ書き出す

オレオレ詐欺の場合、相手を特定できる情報が電話番号だけというケースも多々ある。
そしてその電話番号は犯罪グループ末端の人物のものである確率が高いため、それだけではグループの主犯格まで到達ができないことも。
できる限りの情報を警察や弁護士に渡せるよう、しっかりとまとめておこう。


問い合わせ相談窓口や電話・通報連絡先:実際にオレオレ詐欺にあった場合の解決方法と手順【どこに連絡・相談するべきか?】

①自力解決!?オレオレ詐欺グループと直接話し合う【詐欺師とご自身でやり取り】

あまりおすすめはできない方法ではあるが、交渉スキルに自信のある人ならばオレオレ詐欺の電話をしてきた相手と話し合うことも可能だろう。
もしもそれで被害金が戻ってきたり、大きな問題にならないうちに収束できれば、周りを巻き込むこともなく最も手軽に解決できる方法だ。
オレオレ詐欺の被害者は近所から噂をされたり、被害を知った家族から責められ精神的に追い詰められるという事態も起こす。
周囲の人に知られないうちに全て終わらせられれば、そのような二次被害的なダメージも受けないだろう。

ただ、電話の相手は多くの場合グループの末端や闇バイトに応募してきた若者などであり、交渉を仕掛けたところで主犯格にまで話が通じる可能性は低い。
逆に詐欺師側の神経を逆撫でし、さらに恐ろしい被害に遭うリスク、そして交渉の途中で逃げられてしまうリスクなども存在する。
原則として、やはり警察への通報が最も最優先と言えるだろう。

メリット

  • 自分で解決できれば、近所や家族などに知られることもない
  • 成功すれば最も時間や手間をかけない方法

デメリット

  • 交渉力のある人であったとしても、複数人の詐欺グループ相手に被害回復まで持ち込むのはかなり難しい
  • 犯罪グループと直接話して返金を求めるのは危険も伴う
  • 交渉に時間を使うほど事態は悪化する可能性がある

②オレオレ詐欺について無料で相談できる窓口へ連絡・通報

オレオレ詐欺を自分一人の力で解決しようとしても難しいということは前述した通りだ。
やはり、専門的な相談窓口へ話をすることを優先するべきであろう。

ここで紹介するのは、公的機関が運営する無料の相談窓口だ。
特殊詐欺関連は速やかに相談することが推奨されているため、できるだけ早く話をしておきたい。

警察相談専用電話

まず電話してみてほしいのが警察相談専用電話だ。
詐欺に遭ったと確信する前でも構わない。
「こんな電話があった」「家族がお金が必要だと言ってきているが本当だろうか」と、怪しんだり不安に感じたタイミングこそすぐに相談してみてほしい。
状況から警察が詐欺かどうかを判断、どのように行動すべきかアドバイスを行ってくれる。
自己判断で間違った動きをしたり、焦ってお金を渡してしまう前に食い止めてもらえるかもしれない。

消費者ホットライン

消費生活センターもオレオレ詐欺に関しての相談を受け付けている。
最寄りの消費生活センターにスムーズに相談をするには、「188」で全国どこからでもかけられる消費者ホットラインが便利だ。
「188(いやや)」と覚えておくだけで、急なオレオレ詐欺の電話で対応に迷った時でもすぐにかけられる。
状況をヒアリングし、詐欺なのか判断したり、警察に届け出るべきかなど適切なアドバイスをもらうことができる。
高齢の一人暮らしの身内が心配という人は、消費者ホットラインを教えておくと安心だ。

法テラス

オレオレ詐欺にあったものの、証拠が不十分だったり個人間の揉め事と判断されたら警察は「民事事件」として動いてくれない。
そんな時は弁護士を立てて戦わなければならないが、咄嗟の話ではどうしたらいいか困ってしまうばかりだろう。
法的な視点からアドバイスをしたり、適した弁護士を紹介してくれるのが法テラスだ。
警察が思ったように動いてくれない…と悩んだら、目線を変えて法的な観点からオレオレ詐欺解決を考えてみよう。

実際に詐欺グループに対して裁判を起こすとなった時、手持ちのお金が足りずに費用面の工面が難しいというときは、法テラスによる費用立替・分割支払いの制度を受けられることもある。

メリット

  • 些細な疑問や、詐欺と確信を持てないが不安という状況でも気軽に相談できる
  • 各分野の専門的な知識を持った相談員がそれぞれの視点から状況を判断してアドバイスをくれる
  • 弁護士の費用が不安なときは、法テラスの分割支払いの制度を受けられることも

デメリット

  • 相談したことで必ず直接解決のために動いてもらえるとは限らない
  • 利用時間が限られる窓口なので、急いでいるのになかなか繋がらないという状況になる場合も

③法律事務所への依頼で被害金を取り返す!!オレオレ詐欺について弁護士・司法書士へ相談

オレオレ詐欺は、状況によっては民事不介入として警察が動いてくれないというケースも聞かれる。
また、犯人は捕まっても被害金は戻ってこない場合も多く、何もしなければ泣き寝入り状態になってしまう。
しっかり犯人グループからお金を取り戻したい、ちゃんと法的に罰を与えたいという時は弁護士・司法書士に依頼して裁判を起こすのが最も確実な方法だろう。
特にオレオレ詐欺を含む特殊詐欺は被害額が数百万〜数千万にものぼり、さまざまな詐欺の中でも高額被害が出やすい。
弁護士費用が発生したとしても、返金となればかなりの額を取り戻すことができるはずだ。

法律事務所への依頼を検討する場合は、まずは事前の相談が大切だ。
無料相談を設けている事務所や、法テラスの無料相談制度を利用することで費用を心配せず話ができるのでおすすめである。
被害の金額、そして詐欺の手口を話した上で、解決の可能性や費用面の見積を確認すれば、後から支払いで驚くこともない。

弁護士を立てるということは犯人グループにとってもかなりの脅威となるため、あっさり返金に応じることもあり得る。
犯人逮捕よりもお金を取り戻すことを優先するならば、速やかに法律事務所へ連絡してみよう。

メリット

  • 被害金を取り戻すためには最も確実な方法
  • 依頼すれば犯人グループとのやり取りを全て任せられるので危険もない
  • 事前に相談しておくことで費用面や解決方法など納得してから依頼できる

デメリット

  • 依頼には費用が発生するので、被害額が少額の場合は大きく赤字になってしまう可能性も
  • 証拠が少なすぎる、相手と既に連絡が取れないという状態だと法律のプロでも解決は難しい

結論:家族への優しさが利用される卑劣なオレオレ詐欺!まずは速やかに警察へ相談を

「自分だけは騙されない」と思っている人ほど危険と言われる特殊詐欺。
その中でも名称の知名度、インパクトから誰もが知っているオレオレ詐欺だが、これだけの周知がされた現在でも無くなることはなく被害者は増え続けている。
それもひとえに「大切な家族が困っている」という状況を利用することで、人の心を掻き乱すという卑劣な手口だからに他ならない。
誰しも、子供や孫が大変な状況に巻き込まれていると言われたら、正常な判断が難しくなるというものだろう。
その結果大金を騙し取られてしまった被害者は、ずっと心に傷を負うことになる。

大切なのは、どんなに切羽詰まった状況だと言われても一度深呼吸して落ち着くことだ。
後で折り返すと一度電話を切る勇気も必要である。
怪しい電話がかかってきたならば、焦らずに速やかに警察や身近な家族へ相談しよう。
そのワンクッションをおくことで、大金を騙し取られる確率はグンと減らすことができる。

今回は詐欺の手口を紹介するのに合わせ、詐欺電話の見分けかたについても解説したが、その知識を持っているだけで多くの詐欺は事前に避けられるはずだ。
もし判断に困ったときは警察相談専用電話や消費者ホットラインを使って専門の相談員の視点を借りることも大切。
ぜひ勇気を持ってできるだけ早く第三者に話を聞いてもらおう。
オレオレ詐欺は犯人グループの逮捕という形で表に出るものだけでなく、水面下ではかなりの数が起きていると言われている。
自分を過信せず、対策の知識を身につけて詐欺の餌食にならないようにしよう。

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