キャッシュカード詐欺盗被害の返金方法・手順・相談窓口【最終手段は弁護士・司法書士】

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騙された!?キャッシュカード詐欺盗の被害にあった場合の解決方法と手順【騙し取られたお金を取り返す・取り戻す】

目次

世の中にはさまざまな詐欺が溢れている。
その中でも「特殊詐欺」と呼ばれる、主に電話を使って人を騙しお金を奪う詐欺は社会的問題になるほど被害を出しており、ニュースでもしょっちゅう目にするほどだ。
特殊詐欺という言葉でまとめてはいるが、その人を騙す手法や手口によって幾つかの分類があり、それぞれに名称が付けられている。
今回はその中の「キャッシュカード詐欺盗」にスポットを当てて紹介をしたい。

キャッシュカード詐欺盗は、その名前を見てもわかるように被害者を騙してキャッシュカードを盗み、ATMからお金を下ろすという詐欺である。
同じキャッシュカードを狙った特殊詐欺で「預貯金詐欺」というものもあるが、犯人がどのようにキャッシュカードを手に入れるかによって名称が変わる。
キャッシュカード詐欺盗は、いわば預貯金詐欺をさらに巧妙化し、被害者が気付かないうちにお金を盗み取るのが特徴だ。
「キャッシュカードが不正利用された」「個人情報が漏れた可能性がある」などと、キャッシュカードに問題があったことをネタに電話をかけることは同じ。
ただ、その後の手の込んだ手法により、預貯金詐欺と比較して被害者が疑うことなく詐欺にあってしまう可能性が高い詐欺なのである。

度重なるニュースでの報道や警察や国民生活センターなどの呼びかけにより、認知度が高まった特殊詐欺は、一時に比べれば件数は減少傾向だと言われている。
それでもなお警視庁の調べによれば令和3年度の特殊詐欺の認知件数は14,498件、被害額はおよそ280億円と非常に大きな被害を出し続けている。
キャッシュカード詐欺盗の被害に遭わないためには、犯人がどのような手を使って人を騙すのか知り、怪しい電話をシャットアウトできるようにしておかねばならない。
また、ターゲットにされる高齢者が身近にいる人は、身内が被害者にならないよう対策をとるなどの協力が必要だ。
今回はキャッシュカード詐欺盗について、手口や見分け方を解説、そして被害にあってしまった場合の相談先についてもまとめた。
ぜひ一度最後まで目を通してみてほしい。

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キャッシュカード詐欺盗とは?

キャッシュカード詐欺盗は、警察や銀行職員を名乗ってキャッシュカードの不正利用や不具合を伝える電話から始まる。
「あなたのキャッシュカードを使ってお金を引き出した記録がある」「キャッシュカードから個人情報が漏れ悪用される恐れがある」などと言い、カードの確認のために自宅に訪ねてくると言う。

最近非常に被害が増加している詐欺で、警察官などと偽って電話をかけ「キャッシュカード(銀行口座)が不正に利用されている」「預金を保護する手続をする」などとして、嘘の手続きを説明した上で、キャッシュカードをすり替えるなどして盗み取る手口です。

電話での説明後に「キャッシュカードの確認に行く」などの名目で私服警察官や銀行協会職員等になりすました犯人が自宅を訪れ、被害者が目を離している隙に、あらかじめ用意しておいた偽のカードと本物のカードをすり替え、被害者が気づかない内に口座から現金を引き出してしまいます。
引用:警視庁・SOS47 特殊詐欺対策ページ

ここまでは預貯金詐欺とほぼ同じだ。
ただ、ここから犯人がキャッシュカードを手に入れる方法が異なる。
預貯金詐欺の場合、家に来た人に対しそのままキャッシュカードを手渡しし、盗まれてしまう。
つまり詐欺師を完全に信用した人でなければ引っかからないと言う点において失敗の可能性がある方法だ。
被害者も「キャッシュカードを渡した」と言う認識があるのが預貯金詐欺である。

それと反対に、被害者が「キャッシュカードは自分で手元に保管している」と思い込んでいるうちにカードを盗み取られるのがキャッシュカード詐欺盗だ。
では、どのように被害者に気付かれずにキャッシュカードを持ち出すのか。
その方法は下記のような流れである。

  1. キャッシュカードの確認のために警察や銀行職員などが訪ねてくる
  2. キャッシュカードの提示を求められて渡すと、犯人はそれを目の前で封筒に入れる
  3. そしてノリやテープで封をし、「封の証明のために割り印を押してください」と印鑑を取りに行かせる
  4. その隙に、偽のカードの入った封筒とキャッシュカード入りの封筒をすり替える
  5. 戻ってきた被害者が偽のカード入りの封筒に印鑑を押し、そのまま受け取る
  6. 「手続きが終了するまで封を開けずに保管してください」と言い犯人は帰る
  7. 被害者は偽物のカードを本物と思い込んだまま保管、知らない間にキャッシュカードでお金が盗まれる

被害者が印鑑を取りに行くその一瞬の間に封筒をすり替え、カードを持ち出すのである。
封をした封筒の中身は確認できないため、被害者は自分ですり替えられたことに気付かない
そして知らず知らずのうちにお金が引き出されるが、さらに悪質なのは被害に気づくのが遅れるという点だ。
安心しきっているうちにお金が取られた上、犯人グループは逃亡し連絡が取れなくなってしまう。

キャッシュカード詐欺盗についてネットの声は…

ネット上でも、キャッシュカード詐欺盗について多くの被害報告や意見が見られる。
実際に身内が被害にあったという報告がいくつも上がっていることから、詐欺の電話はいつ誰を狙っているかわからない。
キャッシュカード詐欺盗についてのTwitterの声をいくつか紹介しよう。

身内が騙された!被害報告の声

これらは実際にキャッシュカード詐欺盗が身近で起きた人たちの声だ。
詐欺は被害者本人だけでなく、その周りの家族や友人たちにも大きなショックを残す。

「自分は大丈夫」その過信が危険!

詐欺被害者の多くは「自分だけは騙されない」と詐欺に遭わない自信があるのだそうだ。
そのような過信が一番危険だと注意喚起する声も多く見られた。

若者によるかけ子、受け子の犯罪加担も問題視されている

特殊詐欺は単独犯であることは稀で、ほとんどの場合複数人のグループで実行される。
その中でも電話をかけたりカードを受け取りに現れる役割は組織の末端に任されることが多く、闇バイトに応募してきた10代の若者が犯罪に加担してしまうという例も多く発生。
詐欺と知らずに受け子をして捕まる事件もあり、若者の力を悪用する点も問題視される。

これらはネットの声の一部だが、これだけを見ても特殊詐欺は決して他人事ではなく現実に起きているものだということが実感できるのではないだろうか。

キャッシュカード詐欺盗の電話の種類について

キャッシュカード詐欺盗は、カードの不正利用や情報漏洩などの不具合を理由にキャッシュカードを確認させてほしいという電話から始まる。
例えばどのような電話がかかってくるのか、いくつか事例を紹介しよう。

警察を名乗る電話

警察と名乗る人物から電話がかかってくるケース。
これは犯罪に巻き込まれている、詐欺に狙われているといったことを理由にし、不安を煽るようなパターンが多い。
電話の後は、警察官だという人間が家にやってきて、キャッシュカードのすり替えをする。

警察を名乗る例
犯人「もしもし、警察の者ですが○○さんのお宅でしょうか」
被害者「そうですが」
犯人「あなたのキャッシュカードが詐欺グループに偽造され、悪用されていることがわかり連絡しました」
被害者「えっ!本当ですか?!」
犯人「今から警察官をご自宅に向かわせますので、その者の指示に従ってもらえますか」
被害者「わ、わかりました…」
犯人「それでは、キャッシュカードを用意してしばらくお待ちください。すぐ伺います。」
銀行協会職員を装った電話

銀行協会の職員を装い、キャッシュカードの確認や手続きのために自宅に伺うと申し出るケースも多い。
キャッシュカードで不正にお金を引き出されたというタイプの報告もあれば、銀行のシステム変更で手続きが必要という話で電話をしてくるパターンもある。

銀行職員の例
犯人「もしもし、私銀行協会の者ですが○○様ののお宅でお間違い無いでしょうか」
被害者「はい、そうですが…」
犯人「実は、この度銀行側で大きなシステム変更がありまして、キャッシュカードの切り替え手続きが必要となります」
犯人「以前ご案内を郵送させていただきましたがご確認されましたでしょうか?」
被害者「いえ、見ていません」
犯人「左様ですか…実は切り替え期限が迫っておりまして、まだお切り替えいただいていない方にご案内の電話なのです」
犯人「期限までに切り替えが終わらないと口座がお使いいただけなくなる可能性もございまして…」
被害者「えっ!それは困ります」
犯人「それでは急いでお手続きを進めたいのですが、多少複雑なお手続きになりますので、もし宜しければこちらの職員がお手伝いさせていただきますが」
被害者「そうなんですね、それは助かります」
犯人「ありがとうございます。ではこれからご自宅に職員が伺って直接お手続きさせていただきますので、キャッシュカードをお手元にご用意の上今しばらくお待ちくださいませ」
百貨店、家電店などの店員を騙る電話

警察、銀行職員などいかにもキャッシュカードの手続きや犯罪に関わりそうな人物を名乗るだけでなく、百貨店の店員から電話がくるという事例もよく聞かれる。
疑わしい買い物客によってカードが悪用されている可能性がある、という店員が親切心で連絡をしてきたようなシチュエーションで話がすすむ。

店員などを騙る例
犯人「もしもし、私△△百貨店の者ですが、○○様のお電話でお間違い無いでしょうか」
被害者「はい、そうですが」
犯人「先ほど、○○様のお名義のクレジットカードを利用してお買い物をされた方がいらっしゃったのですが、何か代理でお買い物をご依頼などされましたでしょうか」
被害者「い、いえ。クレジットカードも持っていないんですが…」
犯人「お心当たりがないということになりますと、不正にクレジットカードが作られ悪用されている可能性があります。」
犯人「このままにしておくと○○様のキャッシュカードも悪用されるかもしれません」
被害者「こ、困ります!」
犯人「それでは私の方からクレジットカード会社に不正利用の旨を連絡いたします。キャッシュカードの対応についてはこれから申し上げる電話番号の方にお問い合わせいただけますでしょうか」
被害者「わかりました」
・言われた番号に電話をかける・
被害者「△△百貨店の方からキャッシュカードが不正利用される可能性があると言われたんですが…」
犯人「かしこまりました。それでは今お使いのキャッシュカードから新しいものへ作り替えが必要となりますので、手続きのためにこちらの職員がご自宅に伺います」
被害者「わかりました」
犯人「キャッシュカードをお手元にご用意いただき、後は伺った職員の指示に従ってください」

キャッシュカード詐欺盗の手口について

警察や銀行職員など高齢者が信じやすい役柄を選ぶ

電話を使ってきっかけ作りをするキャッシュカード詐欺盗は、まず最初の時点でターゲットを信用させなくてはならない。
そのためには、警察や銀行協会の職員といった犯罪や詐欺に関わる電話をしてきても違和感がない人物を名乗るのが効率的だ。
見ず知らずの他人からの電話は怪しいと思っても、警察からと言われたら話を聞こうという気になるだろう
特に高齢者はそういった一般的にクリーンな印象のある役職に対して信頼を抱きやすい傾向にある。
一度信じ込んでしまえばあとはスムーズだ。

時間制限を設けて判断を急がせる

冷静に考える時間があれば「詐欺かも」と判断できるシチュエーションでも、焦ることで正常な思考が働かなくなることがある。
特に時間に関わる制限は効果的だ。

  • 今日手続きしないと口座が凍結される
  • 早く対策をしないとどんどんお金が使われてしまう
  • 今すぐ警察の指示に従わないと危険

このような、「すぐ判断しろ」と急がされる状況は、被害者の判断力を著しく低下させる
「どうしよう」「困った」とパニックになっている頭では、詐欺グループの指示に従うしか無くなってしまうのだ。

詐欺グループ内で役割分担をし、リスクも分散

特殊詐欺は基本、複数人を集めて結成されたチームで動く。
そしてチーム内で、作戦を立てる人、当日全体の指揮をとる人、電話をかける人、キャッシュカードを受け取りに行く人といったように役割を分担し、それぞれで計画された通りに動いて人を騙すのだ。
役割分担をしておくことで、ミスや時間ロスをなくしより効率的に詐欺が行えるのである。

さらには電話をかけるかけ子、被害者の自宅に行く受け子といった捕まるリスクの高い役割を犯罪組織内の下っ端や、SNSなどで闇バイト募集をして集めた若者を使うことで捨て駒的に切り離せるというメリットもある。
特殊詐欺はたとえかけ子や受け子が捕まっても、詐欺の首謀者や犯罪組織の上層部に警察の手が及ばないケースも珍しくない。
一日2〜3万円程度で雇われた若者が犯罪者となり、お金は主犯者や組織が巻き上げるという絵面だ。

一度詐欺にあった人をターゲットにした詐欺も横行

一度特殊詐欺に引っかかった人は、「カモリスト」と言われる名簿に情報を記載され、組織内で使われたり他の犯罪グループにデータを売られたりする事例も発生しているようだ。
カモリストから被害者宅へ「被害金が取り戻せますよ」と電話をかけ、手数料や弁護士費用と言ってさらにお金を巻き上げるという卑怯極まりない行為に使われてしまう。

一度でも詐欺に騙された人は、反省や後悔、そして失意の中にいる。
そんな中、お金が取り戻せると言われたら、渡りに船と話に乗ってしまうのは致し方のないことかもしれない。
しかし、そこでまた騙されてしまったと知ったらショックですむ話ではないだろう。
再び詐欺の餌食にならないよう、一度被害にあった人やその家族はより一層気持ちを張り詰め続けなければならない。

かかってきた電話が本当に詐欺であるか、見分け方

警察や銀行員がキャッシュカードを確認したり暗証番号を聞くことはない

キャッシュカード詐欺盗では、警察や銀行職員などが自宅を訪ねてきて手続きのためにキャッシュカードを確認する。
その際に必要だとして暗証番号も確認されるだろう。
手続きに必須、かつ信頼できる警察や銀行員となれば安心と暗証番号を伝えても大丈夫だと思ってしまう人も多いかもしれない。

しかし、実際キャッシュカードの暗証番号のような機密情報を、警察や銀行員が個人に聞き出すことは絶対にない
それだけは必ず覚えていてほしい。
もしどんなに巧妙に作戦が組まれていたとしても、暗証番号を聞いてくる時点で詐欺なのだ。
聞かれても答えてはいけないし、もしそのようなシチュエーションになったらすぐに本物の警察に相談しよう。

必ず名前や所属部署、店舗名など相手の情報を確認し一度電話を切って検索

「警察ですが」「○○銀行の者ですが」と切り出されても、それだけの情報で相手のことを信じてはいけない。
まずは必ず名前を聞き、そして警察ならどこの署なのか、銀行なら何支店なのか、百貨店の中のどの店舗なのかなど相手の情報をしっかり聞き取りしよう。
そしてそれらをメモし、「後でかけ直す」と一旦電話を切ることが大切
繋ぎっぱなしにしていると、どんどん相手のペースに飲まれてしまう。

一度電話を切って落ち着いたら、情報をもとに検索をしたり、実際に支店やお店に電話をかけて確認をしよう。
そして本当に電話にあったようなトラブルが起きているのか聞いてみるのだ。
そもそも詳しい情報を語らなければ詐欺師である可能性が大なのでその場で電話を切ってしまってOKだ。

迷惑電話防止機能付き電話機を使って日常的に対策を

日々起こり続けている特殊詐欺に対抗するため、迷惑電話防止機能がついた電話機もたくさん販売されている。

  • 電話呼び出し中に「会話は録音されています」とアナウンスが流れる
  • ボタン一つで電話を録音できる
  • ナンバーディスプレイで知らない番号は自動的に留守電につながる
  • 怪しい電話があった電話番号は次回から着信拒否

など、詐欺だけにとどまらずさまざまな便利機能が搭載されている。
会話の録音はかけ子に対する抑止にもなる上、詐欺にあった後も証拠として活用できる。
高齢の親が心配な人、自分自身詐欺に遭わないか不安な人はぜひ導入を検討してほしい。
自治体によっては設置に補助金が出るところもあるので確認してみよう。


キャッシュカード詐欺盗で被害にあってしまったら状況・情報の整理をしよう【証拠集め・裏付け】

詐欺にあったことに気づくのが難しいキャッシュカード詐欺盗。
騙された!と思った時には既にお金が全て引き出され、犯人たちも全く連絡が取れないという状況に陥ることも珍しくない。
なんとしても犯人を捕まえ、お金を取り戻すならば、できるだけ早く行動を起こさなくてはならない。

  • どんな電話があったか
    誰からか、どのような理由でキャッシュカードが必要と言われたか
  • どんな人物が家に来たか
    身長や年齢、服装などの特徴
  • 被害額がわかるもの
    お金を引き出された履歴
  • 電話機の録音データ

上記のような情報を書き出し、種類ごとに見やすくまとめよう。
警察への提出資料にもなるし、弁護士を雇う場合もスムーズに話を進めることができる。


問い合わせ相談窓口や電話・通報連絡先:実際にキャッシュカード詐欺盗にあった場合の解決方法と手順【どこに連絡・相談するべきか?】

①自力解決!?キャッシュカード詐欺盗の犯人グループと交渉【ご自身でやり取り】

相手と連絡が取れる、そして冷静に話し合うことができる人ならば、一度わかっている電話番号にかけて話し合いを設けてみるのも手だ。
どうにもできずに泣き寝入りするだろうとばかり思い込んでいる詐欺師たちは、被害者から話し合いを持ちかけられたことで動揺し、ボロが出るという可能性もある。
例えば警察や弁護士への相談をちらつかせ、お金を返すならおおごとにしないといった交渉術もあるだろう。

しかし、実際一人の力で詐欺グループと戦うというのは危険も伴う行為だ。
場合によっては言いくるめられ、さらに被害が拡大するリスクもある。
被害を抑えつつ、スムーズに解決へ持ち込むならば、やはり専門的な知識のある第三者の力を頼ることが必要となる。
埒が明かないと感じたら、できるだけ速やかに次項で紹介する窓口等へ連絡をしよう。

メリット

  • 自分自身で解決できれば、周囲を巻き込むことなく終わらせられる
  • 被害者からの思い切った交渉に、詐欺師グループが怖気付く可能性も0ではない

デメリット

  • 犯人グループは複数で動いており、かけ子だけに交渉をしてもどうにもならない場合が多い
  • 下手に相手を刺激すると連絡が完全に取れなくなるリスクもある
  • 交渉が難航することでさらに状況が悪化することも

②キャッシュカード詐欺盗について無料で相談できる窓口へ連絡・通報

キャッシュカード詐欺盗は、最近になり預貯金詐欺よりも件数を増やしている。
手口の巧妙さ、そして騙しやすさや詐欺への気付きにくさなど、詐欺師にとって都合のいいポイントが多さが要因と言われ、様々な機関が注意喚起を行なっている。

それほどまでに身近に迫っている特殊詐欺、もしも少しでも怪しいと感じる出来事があれば、すぐにでも専門的な相談窓口へ連絡したい。
下記に紹介するのは公的な機関によって運営される、安全な窓口だ。
利用に際して費用もかからないので、ぜひ些細なことでも相談して見てほしい。

警察相談専用電話

怪しい電話があったとしても、「本物だったら困る」と自分での判断が難しいこともあるだろう。
そんな時に最適なのが警察相談専用電話である。
電話の内容やシチュエーションから、警察の目線で詐欺の可能性について見極め、その後の適した行動についてアドバイスを行なってくれる。
緊急性のない内容について幅広く対応している窓口なので、ぜひ些細なことでも遠慮せず話をしてみよう。
電話番号も#9110と覚えやすいので、困った時のためにメモをしておくと安心だ。

消費者ホットライン

各地方公共団体が設置している消費生活センターも特殊詐欺の相談を受け付けている。
消費生活センターへスムーズに相談するには、消費者ホットラインを利用するのが便利だ。
全国どこからでも「188」とダイヤルすればつながり、最寄りの窓口へ電話を取り次いでくれる。
今すぐ相談したい!という時でも、わざわざ連絡先を調べたりする時間ロスなく話ができるようサポートしている窓口なのだ。

「188(いやや)」という語呂合わせも覚えやすく、警察相談専用電話と一緒に覚えておくと良いだろう。
かかってきた電話が詐欺かどうかの判断、適した相談先の紹介などを行なってくれるので、困った時にとても心強い存在だ。

法テラス

特殊詐欺でもしも犯人が捕まっても、被害金の返金に関しては警察のサポート外だ。
そのため、詐欺師が捕まってもお金が戻ってこないという事態は高い可能性で起きてくる。
お金を取り戻すならば、法律事務所へ相談し自ら決断して動かねばならないのだ。

そんな時の足がかりとなるのが法テラスによる支援窓口である。
法的な内容や手続きのアドバイスはもちろんのこと、無料の法律相談を提供したり、問題解決に適した弁護士・司法書士の相談も行なっている。
金銭的に余裕がない人を対象に弁護士費用の立替・分割での支払いができる制度も設けているので、気になる人は一度条件について確認してみよう。

メリット

  • 無料で相談ができ、運営元も信頼のおける機関なので安心
  • 詐欺かどうかわからないという時でも、各機関の相談員の視点から状況を判断してもらえる
  • 法テラスでは弁護士費用の立替、無料相談といったサポートが受けられることも

デメリット

  • 相談窓口と話しただけでは直接的には事件や問題の解決に繋がらないことも
  • 利用時間が限られているため、窓口が混み合ったり都合がつかずに相談がスムーズに行かない場合もある

③法律事務所への依頼で被害金を取り返す!!キャッシュカード詐欺盗について弁護士・司法書士へ相談

キャッシュカード詐欺盗は、詐欺にあったことに気づかないうちに口座に入っている全てのお金を持ち逃げされてしまうこともある恐ろしい詐欺だ。
人によっては数百万、数千万といった巨額の被害に遭ってしまうケースもある。
例え犯人が捕まっても警察から返金についてのサポートは受けられないため、お金を取り戻すなら自ら法律事務所へ依頼して犯人グループと戦わなければならない。
依頼にはもちろん報酬が発生することになるが、被害金の多くを取り戻すことができるのならば弁護士・司法書士の力を借りるメリットは十分にあるだろう。

法テラスの無料法律相談を利用する他、最近では依頼前の相談を無料で受け付けている事務所も増えている。
事前の相談で報酬額の見積もりや、被害回復の方法についてしっかりと確認しておけば安心だ。
いきなり対面や電話での相談はハードルが高い…という人は、公式サイトの問い合わせフォームやメール等でコンタクトをとってみるのもおすすめである。

メリット

  • 被害回復を図るために最も最適な方法
  • 返金の交渉や損害賠償請求など状況に合わせて最適な手法で詐欺グループと戦ってくれる
  • 依頼後は犯人と関わることなく全てお任せできるので安心

デメリット

  • 依頼に際しては費用が発生するので、自分の被害額とのバランスを事前に考える必要がある
  • 既に詐欺グループと全く連絡が取れなかったり、情報が不足しすぎていると弁護士でも被害回復が難しい場合も

結論:騙しやすくバレにくいと被害が多発するキャッシュカード詐欺盗!困った時一人での判断は危険な場合も

キャッシュカードを狙う特殊詐欺において、近年発生数が多くなってきているのがキャッシュカード詐欺盗だ。
同じくキャッシュカードを盗む預貯金詐欺に少しの小細工を加えたことで、格段に被害者が騙されやすく、そして詐欺に気づくのが遅れてしまうというのが特徴的である。
このような詐欺が存在していることを知らなければ、高齢者に限らず誰でも簡単に騙されてしまう可能性もある危険な詐欺だ。
ぜひ本記事の内容を理解した上、身近な人にも共有するなどして詐欺の餌食にならぬよう普段からの対策を心がけてほしい。

特殊詐欺に巻き込まれた時、最も良くないのは誰にも話さず自分一人の判断で動いてしまうことだ。
「怪しいかも」とどこかで思っていても、お金が不正利用されているという切羽詰まった状況と言われれば焦りが生じ判断力も低下する。
さらには封筒を使って情報保護のようなふりをする手口のせいで、犯人が帰る頃には逆に「来てもらえてよかった」と安心する人もいるほどである。
まずは怪しい電話の時点で家に来ることを回避するのが詐欺撃退の最も有効な手立てだ。
おかしな電話が来たら、焦らずに身近な家族や警察の相談窓口へ速やかに連絡をとり、第三者の目からも状況を判断してもらおう。

万が一キャッシュカード詐欺盗で大きな被害に遭ってしまったら、その時は弁護士・司法書士の出番だ。
詐欺グループをのさばらせ、さらなる被害拡大をさせないためにもきっちりと制裁をし、大切なお金を取り戻そう。
例え難しい状況でも諦めることなく、どうか勇気を持って一歩踏み出してほしい。

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