インターネット詐欺

不用品処分&売買!!地域密着型掲示板ジモティーの詐欺被害返金方法・手順・相談窓口【最終手段は弁護士・司法書士】

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騙された！？地域密着型掲示板ジモティーの詐欺被害にあった場合の解決方法と手順【騙し取られたお金を取り返す・取り戻す】

目次

インターネットが広く普及し、誰でも気楽に使えるオークションサイトやフリマアプリで、家の不用品を売ったり中古品を安く手に入れたりという個人取引は今や当たり前になってきた。
遠く離れた人でも宅配便を利用して送れば良いので住む場所に関わらずネットでもの探しができるのは便利である。
しかし、配送は手間もかかる上、大型のものは配送料も高くつくし、逆に小さなものなら送る手数料が馬鹿らしいと感じることも。
昔の地域新聞に載っていた「譲ります」欄でのやりとりのように、直接会って手渡しするような身近で取引ができたらなあと感じることもあるのではないだろうか。

そんなときに利用したいのが「ジモティー」だ。
ジモティーは地域密着型の無料掲示板サイトであり、自分の住んでいる市町村に絞って商品の検索をし取引をすることができる。
売り手は引き渡し場所を指定して買い手を探すこともできるので、同じ地域に住む人同士をつなげるまさに地域密着という言葉がぴったりなサービスを提供しているのだ。
配送料が高くて他のフリマアプリでは買い手がつかなかったものも、ジモティーならあっさりと売れた！という話もよく聞かれるほど利用者も多く活発な取引が行われている。

しかし、多くの利用者が集まる場所だからこそ、トラブルはつきもの。
便利かつ良い取引ができたという満足度の高い評判がある反面、「ジモティーで詐欺にあった」という悪い話も多く報告されている。
ジモティーでのトラブルの回避方法や、いざ詐欺にあってしまった場合の対策方法を知らないと、思いも寄らない大きな損害を被る可能性がある。

本記事は地域密着型掲示板ジモティーでの不用品売買における詐欺について、種類や手口の解説からトラブル時の相談窓口の紹介まで広くまとめた。
ジモティーを利用する際には参考にしてもらえると幸いである。

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地域密着型掲示板ジモティーの詐欺とは？

ジモティーは「クラシファイド」と呼ばれるサービスに属する掲示板である。
クラシファイドは目的や地域などで分類された売買やメンバー募集などの告知を一覧で掲載する媒体であり、ジモティーは地域に特化したタイプのクラシファイドサービスだ。
登録や利用に際して費用は発生せず、誰でも気楽に使うことができる。

不用品売買が行われる「譲ります・あげます」の掲示板は常に賑わっており、自分の地元地域を選んで出品商品を探したり、受け渡し場所を指定して買い手を探すこともできる。
手渡しを条件に格安で出品されているケースも多く、ときには無料で譲り受けることができる場合もあるため、うまく活用すればとてもお得に希望の品を手に入れることも可能だ。

ジモティーはその特性上取引相手は自動的に身近に住む人になるため、売買のやり取りをしているうちに仲良くなり友人関係にというケースも見られた。
売買取引とは直接関係ないメリットではあるが、友人探しにも一役買うという面は他のフリマアプリやオークションサイトでは無い特徴である。

しかし、この「地元の人だから」という安心感が逆に詐欺にあうリスクを高めてしまっている側面も。
ジモティーは「良い買い物ができた」「不用品を気持ちよく譲れた」という良い評判と同じか、むしろ多いくらいに「詐欺にあった」「お金を騙し取られた」という怒りの声が投稿されている。

地域密着型掲示板ジモティーの不用品売買における実情について簡単に紹介したが、このように良い評価がある反面詐欺被害の件数も多いため、利用の際には決して気を抜いてはいけない。

地域密着型掲示板ジモティーの詐欺の種類について

ジモティーの不用品売買で起こる詐欺は、主に「お金を支払ったのに商品が送られてこない・取引場所に現れない」というお金を騙し取られるパターンと、「後払いの約束で商品を渡した後音信不通になる」という売り手がダメージを受けるケースの二つである。

ジモティでは販売者と購入者がメッセージで購入金額やお金の受け渡し方法を相談し、お互いが納得したら本購入に進むという形式だ。
近年多くの個人売買サイトで見られる、運営が販売者と購入者の間に入って一度お金を預かり、取引終了後に販売者に渡すというエスクロー方式を導入しておらず、個人間で直接支払い・受け取りを行う必要がある。
つまり、金銭の授受に関してはジモティーは一切関与せず、そこで何かが起きたとしても自己責任となってしまうのだ。

事前に銀行口座を聞いてお金を振り込んだものの、商品が届かなかったり約束の場所に相手が現れないというトラブルが起きても、ジモティー運営側から何かしてもらうことはできないのだ。
「今手持ちがないので支払いは月末でいいですか」と販売者の良心に働きかけて商品だけ持ち逃げする悪質なパターンも同様であり、後払いを認めてしまった時点でジモティー運営側からすると自己責任の話になってしまう。

詐欺を目的にジモティーでカモ探しをしている人物の場合は、この運営が金銭授受に関して関与しないという点を理解した上で詐欺行為を行なっている可能性がある。
ジモティーでの取引においては、他のフリマアプリやオークションサイトよりもお金のやり取りに対して綿密に打ち合わせるなど注意が必要だ。

地域密着型掲示板ジモティーの詐欺の手口について

ジモティーでの不用品売買で詐欺師がよく使う手口について紹介する。

ジモティーのメッセージ機能以外の連絡方法へ誘導

ジモティーでの取引時には、専用のメッセージ機能でやり取りをすることができる。
しかし、詐欺を目的に近づいてくる人物の場合、ジモティー内に証拠を残さないために外部の連絡方法へしきりに誘導してくる。
例えばフリーメールを使えば、お金を騙しとった後にアドレスごと消去して逃げれば良いからである。
ジモティー運営に通報されたとしても、サイト内にやり取りの記録がなく、メールアドレスも消されてしまっては手も足も出せない。

駅のロッカーを使った受け渡しを提案する

商品の受け渡しの際に配送ではなく駅のロッカーを使った間接的な手渡しを指定してくる場合も要注意。
お金を支払うと何かしらの形で駅のロッカーの鍵が送られてくるが、実際出向いて開けてみたら何も入っていなかったり、購入した商品以外のものが入っているのである。
この手口に関してはジモティーの運営も了承しないようにと注意喚起している。

明らかに「美味しい話」で人を釣る

どう見ても買い手が得すぎる投稿は詐欺師が関わっている可能性が高い。
実際の詐欺事例としてジモティーの公式が掲載している投稿を下記に引用する。

タイトル
JCBギフトカード8万円分
価　　格
50,000 円
本　　文
JCB ギフトカード8万円分(5000円券×16枚)になります。 処分の為お安くお譲り致します。
発送方法は指定がなければクロネコ宅急便になります。(送料は負担します)
支払方法は銀行振込になります。
宜しくお願い致します。

2013年2月28日投稿

引用：ジモティー「詐欺やトラブルにご注意ください」より

いくら処分したいとはいえ、使い道も多く換金も可能なクレジットカード会社のギフトカードを30000万円も値引きして出品するのは怪しい。
しかし、ジモティーならではの少しゆるい空気感も手伝って、こういう詐欺投稿にもコンタクトを取ってしまう人が多いのが実際のところだ。

人気のゲーム機や金券などをお得すぎる条件で提示している投稿に関してはより注意したい。

地域密着型掲示板ジモティーでの取引相手が本当に詐欺であるか、見分け方

ジモティーで詐欺を避け、安全な取引を楽しむためにも怪しい投稿者や出品内容の見分け方を知っておくのが大切だ。
ここで紹介するような投稿やそれに類似するものに関しては詐欺目的である可能性が高いため、取引をやめるか安易にお金を支払わないよう注意を払ってやり取りをするようにしよう。

電話番号を聞いた場合は一度かけてみる

連絡方法として電話番号を聞いた場合は、一度確認のためにかけてみると良い。
でたらめな番号を教えられていないかを確認するためである。
もしこれでつながらない電話番号であったり、何度かけても電源が入っていないなど怪しさを感じたら取引相手としては信用すべきで無い。

ジモティーの評価を確認する

ジモティーは他のショッピングサイトやフリマアプリ同様、取引を行なった相手を評価するシステムがある。
優良なユーザーは良い点数がついているし、今までに取引でトラブルがあり低い評価をつけられている人はそれが点数として残ってしまう。

つまり、評価点が低い人は避けておくのが安心だということだ。

逆にまだ一回も評価がついていない場合も少し注意する必要がある。
なぜなら、何度もアカウントを消して逃亡している詐欺師の新規アカウントであるかもしれないからだ。
初めての取引であるはずなのに妙に手慣れた出品ややり取りをする場合、警戒したほうがいいだろう。

怪しいと思ったら、後払いや代金引換を提案してみる

購入前のやり取りで、相手に少しでも怪しいそぶりがあった場合先にお金を渡してしまうのは危険だ。
料金の後払いや代金引き換えでの支払いを提案してみよう。
快く受けてくれる人であればひとまず安心、理由もあまり述べず意地でも拒否するようであれば詐欺師かもと疑ってかかって良い。

個人取引において、買い手と売り手は平等な立場で相談をし、受け渡し方法や支払い方法について決定する権利がある。
気持ちよく売買を終えるためにも、こちらの提案を全く飲んでくれないような相手なら詐欺師ではなくてもトラブルになりがちなので避けておいたほうが良いかもしれない。

地域密着型掲示板ジモティーで詐欺にあってしまったら状況・情報の整理をしよう【証拠集め・裏付け】

ジモティーの不用品売買で詐欺師にお金を騙し取られてしまったら、しかるべき窓口に相談したり弁護士や司法書士に対応を依頼するなど行動に移さなければ泣き寝入りになってしまう。
まずは落ち着いて下記の情報をまとめ、提出できるように準備を進めよう。

  • トラブルの相手ユーザーの情報
    アカウント名やジモティープロフィールページの情報(ページをスクリーンショットしておこう)
    連絡先、住所、取引に使った銀行口座など
  • 被害内容の詳細
    購入や売却の際のページURLとスクリーンショット、支払った金額がわかるもの(銀行の振り込み時の明細など)
  • 相手とのやり取り
    ジモティのメッセージ機能でのやり取りの場合はスクリーンショットも残しておこう
    メールやLINEなどでやり取りを行ったのであればきちんと履歴を見られる形に記録しておくことが大切
    電話は録音しておけば証拠に利用できる

トラブルの解決や返金に向けてどういった方法をとるかはまだ決まっていなくても、これらの情報は必ず必要となってくるものなのでわかりやすくまとめておくことでスムーズに話を進めることができる。

問い合わせ相談窓口や電話・通報連絡先：実際に地域密着型掲示板ジモティーで詐欺にあった場合の解決方法と手順【どこに連絡・相談するべきか？】

①自力解決!？地域密着型掲示板ジモティーでの取引相手、運営者へ問い合わせる【運営元とご自身でやり取り】

取引相手に連絡をとる

取引相手と連絡が取れる状況であれば、今現在の状況について問い合わせを行なってみよう。

  • すでに入金済みなのに発送連絡がないので状況を教えて欲しい
  • こちらから商品は発送し、もうついているはずだが入金が確認できない
  • 送られてきた品が買ったものと異なる

など、こちらの状況を伝え相手の出方を見てみよう。

しっかりとした返事が来る相手なのであれば、返金の交渉を行なっても真摯に対応してもらえるかもしれない。
ただ、詐欺師の場合は確実にまともな返答は得られず、返金や返品といった対応は受けてもらえないので次の段階に進まねばならない。

ジモティーの問い合わせフォームで運営に通報する

ユーザー同士の取引においてトラブルがあった場合は、こちらの問い合わせフォームからジモティーの運営に報告することができる。

「お問い合わせ項目」の中にユーザー間のトラブル・詐欺についてという項目があるのでこれを選び、内容を明記して送信しよう。
ジモティー運営側で対応が取れる内容であれば、何かしらアクションを起こしてくれるはずだ。

しかし、ジモティーはあくまで掲示板の運営をしている会社であり、個人取引の内容については保証や返金についての交渉などは行わない。
できるとしたら悪質なアカウントの停止や出品ページの削除といった対応になるので大きな期待をしてはいけない。

メリット

  • 思い立った時にすぐに行える
  • 相手によっては交渉次第で返金や返品などに対応してくれる場合もある

デメリット

  • 詐欺師相手の場合自力交渉で被害回復を行うことは難しい
  • 問い合わせを続けているうちに相手がアカウントを消して逃げてしまうリスクもある
  • ジモティー運営への問い合わせでは被害回復まではできない

②地域密着型掲示板ジモティーの詐欺について無料で相談できる窓口へ連絡・通報

自力での交渉や問い合わせには限界があるため、並行して専門機関へ相談をするのが望ましい。
行き詰まってしまっても、相談員が話を聞きアドバイスをくれるのは非常に心強い。
詐欺案件は相手に逃げられてしまうと一気に不利になるため、できるだけスピーディーに適切な行動を起こすことが大切だ。
そのためにも自己判断で突っ走るのではなく、知識のある相談員の意見を取り入れるのはとても効果的である。

消費者ホットライン

ネットを介した売買行為でトラブルに巻き込まれた時は、まず消費生活センターへの相談が最適である。
全国どこからでも「188(いやや)」でかけられる消費者ホットラインはその相談のための第一歩を手伝ってくれる電話窓口だ。
消費者トラブルは「188」と覚えておけば、いざ困った時にわざわざどの消費生活センターに電話するのか、電話番号は…と調べずともサッと連絡を取ることができる。

消費者ホットラインに電話すると、最寄りの消費生活センターに電話を取り次いでくれるので話がとてもスムーズだ。
専門の相談員が話を聞いて解決に向けてのアドバイスを行なってくれるので、今後の行動の参考にしよう。

また消費生活センターは詐欺の被害状況によっては販売者と購入者の間に入って、中間的立場で交渉の手伝いを行う「あっせん」の提供もしているので、まずは困りごとについて相談してみるのがいいだろう。

警察相談専用電話

ジモティーのユーザーとの取引の中で「もしかして詐欺では？」と怪しく感じたら、警察の相談専用電話で状況を話して判断を仰ぐのも詐欺を見分ける一つの手段だ。
警察に集まる詐欺事例のデータから同じような手口、同一人物と思われる事例が見つかれば詐欺と判断し、騙される前に未然に防ぐこともできる。

そして相手に対して被害届を出すと決めた場合も、こちらの窓口が手続きの面などサポートを行ってくれる。

警察に気軽に相談できるように設けられた窓口なので、ぜひ遠慮せずに一度利用してみて欲しい。

電話番号は全国どこからでも「＃9110」で最寄りの電話窓口につながるようになっている。

メリット

  • 自分で状況を判断できない、適切な対応がわからないという時にアドバイスをもらえる
  • 公的機関の運営する窓口で安心であり、利用も無料
  • 消費生活センターのあっせんを利用すれば相手との交渉がスムーズに進められることも

デメリット

  • 利用時間が限られるため、場合によっては混み合ってなかなか相談ができない場合もある
  • 直接問題解決に動く窓口ではないため、あくまでアドバイスをもらう目的で利用する必要がある

③法律事務所への依頼で被害金を取り返す!!地域密着型掲示板ジモティーの詐欺について弁護士・司法書士へ相談

被害額が大きく返金を強く望んでいる人や、被害回復だけでなく相手に慰謝料や損害賠償などの請求を行なって制裁したいという希望がある人は弁護士・司法書士のいる法律事務所への相談をおすすめする。
自力での被害回復は難しい上に非常に手間と時間、そして精神力を使うためストレスがかかる。
ストレスで自分が潰れてしまったり、もうやりきれないと諦めて泣き寝入りしてしまうのであれば全て法律のプロに任せてしまう方が様々な面でメリットがある場合もある。

まずは無料相談を設けている法律事務所を探し、相談予約をしてみよう。
無料相談であれば、本依頼をする前に弁護士との相性を確認したり、費用面についても見積もりをもらうことができる。
全てに納得してから依頼に進めるので安心だ。

メリット

  • 被害回復や相手への制裁を希望する場合は最も効果的
  • 自分自身に過度なストレスをかけずに解決まで全てお任せできる
  • 無料相談のある法律事務所なら、依頼前に弁護士・司法書士としっかり話ができるので安心

デメリット

  • 被害額によっては弁護士・司法書士費用の方が大きくなってしまうことがある
  • 相手が完全に逃げてしまって音信不通、詐欺の証拠があまり残っていないといった場合は解決するのが難しい

結論：ジモティはトラブルを避けて上手に活用しよう！詐欺にあったらすぐに行動を起こすのが大切

今回は地域密着型ジモティーで起きている不用品売買における詐欺について、種類や手口、そして対策方法などを解説してきた。
利用者が多い分トラブルも起きやすく敬遠する人も一部いるジモティーだが、上手に使えばタダで欲しかったものが手に入ったり、捨てるのにも困っていた不用品を誰かに買ってもらったりと、とてもお得な取引ができる便利なサイトである。
トラブルに遭わないためにも、今回紹介したような詐欺の見分け方、そしてトラブル時の相談先などの知識をつけて、怪しい投稿には十分注意して活用して欲しい。

もしも「詐欺にあった！」「お金を騙し取られてしまった…」というときは、そのままにせずすぐに行動を起こそう。
公的機関も無料で相談窓口を開放しているし、法律事務所の無料相談を使って弁護士・司法書士と話をしてみるのも良い手だ。
後でやろう、では詐欺師はあっという間に証拠隠滅を図って逃げてしまう。
そうやっておいしい思いをして逃げ続ける詐欺師をのさばらせないためにも、また次の被害者を増やさないためにもスピード感ある対応を取ることが望ましい。
一人で抱え込むことなく、他人の力にも上手に頼って大切なお金を取り戻そう。

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