騙された!?ヤフオク!(Yahoo!オークション)で詐欺被害にあった場合の解決方法と手順【騙し取られたお金を取り返す・取り戻す】
目次
- 1 騙された!?ヤフオク!(Yahoo!オークション)で詐欺被害にあった場合の解決方法と手順【騙し取られたお金を取り返す・取り戻す】
- 2 ヤフオク!の詐欺とは?
- 3 問い合わせ相談窓口や電話・通報連絡先:実際にヤフオク!で詐欺にあった場合の解決方法と手順【どこに連絡・相談するべきか?】
- 4 結論:ヤフオク!の詐欺の知識をつけ、被害を事前に食い止めよう!騙された時はすぐに被害回復への行動を
インターネットの発展、またスマホの広い普及によってネットショッピングは店舗から買い物をするだけでなく、個人間の売買も盛んに行われるようになった。
ネットを介した個人売買サイトといえば「ヤフオク!(旧名:Yahoo!オークション)」を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。
ヤフオク!は1999年からサービス開始しネットオークションサイトであり、現在においても日本最大級の個人売買プラットフォームである。
身の回りの日用品から自動車までカテゴリ、価格ともに幅広い商品が常に7000万点以上出品されている非序に多くのユーザーを抱えるサービスだ。
ヤフオク!自体は古くからあるサービスであるが、2013年にはアプリにも進出してさらに利用しやすくなったことで、若い世代の利用者も続々と増えている。
オークションサイトといえば価格を競り合う「競売」のイメージであるが、ヤフオク!では販売者が価格を決めるフリマ出品も可能だ。
むしろ近年ではメルカリやラクマといったフリマアプリの人気から、ヤフオク!もフリマ出品の数が半分を超えるようにもなった。
もちろんオークション出品も根強い人気であり、注目のオークションには多くのユーザーが集まって行く末を見守るというある種イベントのような楽しみ方もできるのがヤフオク!の魅力でもある。
しかしこのヤフオク!、昔から「詐欺にあった」「騙された」という評判も多く聞かれることで有名だ。
お互い顔が見えない相手同士で金銭を伴う取引が行われるネットオークションは、どうしてもトラブルが起きやすい。
中にはヤフオク!の詐欺で大金を失ったり、個人情報の悪用で被害を被る人も出てしまっており、利用には注意が必要となる側面もある。
今回はヤフオク!における詐欺について詳しく解説を行い、被害に遭わないための悪質ユーザーの見分け方やトラブル解決のために役立つ情報までまとめた。
ネットオークションを安全に楽しむためにぜひ一読し、参考にしてみて欲しい。
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ヤフオク!の詐欺とは?
ヤフオク!は多くの愛用者を抱える日本最大級の個人売買オークションサービスだ。
以前はYahoo!オークションが正式名称であったが、ユーザーが使っていた略称「ヤフオク」をそのまま公式の名称に採用したことも話題になった。
出品された商品に対して、購入を希望するユーザー同士が入札によって購入者を決定するオークション形式を採用しており、買えるか買えないかというスリリングな体験や、欲しかったものが思いも寄らない安価で買えるかもしれないという期待感を楽しめるのも大きな魅力なサイトだ。
また、近年は販売者が価格を決めて販売するフリマ方式の出品数も増えている。
幅広いカテゴリを有し、基本的にはなんでも出品できるという総合オークションサイトであるヤフオク!は、ホビー用品や家電にも強く30〜40代の男性に強く支持を得ていると言われている。
もちろん美容やファッションといった女性向けのカテゴリも盛況だ。
Yahoo!といえば、日本最大級のYahoo!ショッピングを運営していることでも有名だが、ショッピングサイトポイントはヤフオク!でも貯めたり使ったりができるため、Yahoo!のヘビーユーザーであれば両方を使いこなすととてもメリットが大きいというのも安定した利用者を確保している理由であろう。
ヤフオク!は日本における個人売買取引サイトのはしりである。
今では取引システムも様々な改善や工夫がされ、どんどんと使いやすく安全になってきているものの、昔は現在よりもトラブルや詐欺取引が多かった。
その情報や被害の解決方法などをもとに今のメルカリやラクマといったフリマアプリが発展してきたと言っても良いだろう。
ヤフオク!(Yahoo!オークション)公式サイト:https://auctions.yahoo.co.jp/
ヤフオク!(Yahoo!オークション)で起きていたトラブルって?今は改善されている?
以前のヤフオク!で起きていた有名なトラブルの原因はなんだったのだろうか。
そして、今はその問題点は、安全な取引が行えるよう改善されているのか解説しよう。
やはりトラブルの最も起きやすい原因は「お金」。
そして「個人情報」である。
以前のヤフオク!では、取引の際に支払い方法が選択できる方式を取っていた。
主たる方法は、出品者が落札者に自身の銀行口座番号をメールで伝え、落札者が直接銀行振り込みを行うというもの。
また、発送に関しても落札者が出品者へのメールに住所・氏名・電話番号等を記載して送らなければならなかった。
つまり、ヤフオク!で商品を落札したら、個人情報を見ず知らずの人にほぼ確実に明かさなければならなかったのである。
住所や本名、そして銀行口座を開示することは、少なからず悪用されるリスクにもさらされることとなり、実際多くのトラブルや被害も発生していた。
そして落札後のやり取りもメールアドレスを相手に教えて直接連絡を取り合う方式であったため、何か揉め事が起きたときの運営の対応についても確認や対処に遅れが生じ不満の声が聞かれる原因にもなった。
しかし、以上の点については現在のヤフオク!では改善されている。
まず、支払いについては2018年からYahoo!かんたん決済のみに限定された。
Yahoo!かんたん決済は、ユーザーがYahoo!にクレジットカードやオンラインバンキングの情報を登録することで、相手側に銀行口座番号などを伝えることなくYahoo!のシステム上で決済ができるのである。
次に配送については、匿名配送を希望すればお互いに住所や氏名を明かすことなく送ることもできるようになった。
そして支払いから配送に関しての連絡のやり取りはヤフオク!のアプリ上のメッセージ機能や開示システムを使うようになり、何かトラブルが起きた時の運営の介入のしやすさも向上している。
このようにトラブルの元である金銭や個人情報のやり取りに関しては年々改善が進んでおり、以前のヤフオク!よりも近年はずっと安全に、かつ簡単に取引を完了できるようになってきたのである。
今でもヤフオク!で詐欺は起きている?ネットの反応は
しかし、ネットの声としてはいまだヤフオク!の詐欺や偽物の報告が後を絶たない。
実際に騙されてしまった人や、怪しい出品、悪質なユーザーなどを見た人の反応を集めてみた。
詐欺にあってしまった!騙された!という人
ヤフオク詐欺られた
付属品無いなら付属品ないって書けよ
入金する前だったから何とか許せないこともないけどよ
お前の不手際で俺に非常に悪いの評価つけるのはありえねぇよ
ほんと許せない
気を付けないとな— そら (@skysora1729) September 20, 2021
ヤフオクで騙された。まだまだ使えますって書いてあったのに、、。充電されません。。。詳しい方教えてください😢
#ハピソン#電動リール#バッテリー pic.twitter.com/H5raIcbG7l
— 鈴木 (@gegege09120205) March 8, 2020
クソー(▼皿▼)ムカつく騙された!ヤフオク見てたら、めちゃくちゃ安い金額だったので飛びついたら。
取引決定後、送料がクソ高かった!サギられた。勉強に、なったと泣いておきます pic.twitter.com/LMmKcP8LIh— かぁくん (@z0YgJBgv8u42eAs) June 9, 2020
ヤフオクでコントローラーを落札したら、届いたものが壊れてて出品者に動作確認を間違いなくしたか聞いただけで罵倒された。返金に応じてもらえないから調べたらヤフオクって詐欺に利用しても警察は動けないし、ヤフオクも詐欺は放置。
ヤフオクがこれほど酷い事になるとは。
二度と使わない。— チャーリーZ (@secretstar) September 24, 2021
ヤフオク!で商品を落札・購入したけれど、商品に不備があったり悪質なユーザーにより泣き寝入り状態に追い込まれたりと悔しい思いをする羽目になった人の声がTwitterで見ることができる。
その数もかなり多く、いまだヤフオク!で詐欺は起きていると結論づけるに十分なほどである。
ヤフオク!の詐欺に警鐘を鳴らしている人
ヤフオクでよくある送料ぼったくり
これ詐欺やろ pic.twitter.com/ngvDXrq5r9— 4ccのくろぽちくん (@yz96my) September 24, 2021
ほんとヤフオク無法地帯になってる。
送料ぼったくり詐欺も横行してるし、ヤフオクおわこん https://t.co/wRN2EvMfG2
— JO (@15ONAN) September 19, 2021
ヤフオクの発送地域「海外」は99%地雷(送料詐欺)なので気をつけよう pic.twitter.com/C2myAaumx8
— まんがゴリラ (@manga_gorilla) April 13, 2021
ヤフオク!ユーザーで、他のユーザーが被害に遭わないよう注意を促しているツイートも多い。
特に最近では送料をぼったくる詐欺被害が増えているようで、送料詐欺について警鐘を鳴らす意見が散見された。
詐欺の内容も時代とともに変化してきているのである。
もちろん、優良なユーザーも多く有意義なオークション取引を楽しんでいる人たちもたくさんいる。
しかしその裏で悪質な手口によって悲しい思いをする人たちも数多く存在していることを忘れてはならない。
どのような詐欺が起きていて、どんな手口が多く使われているのか。
被害に遭う前に知識をつけて事前に危険を避けられるようにしておくことが大切だと言えよう。
それでは、ヤフオク!で起きている詐欺について次項から詳しく紹介していこう。
ヤフオク!の詐欺の種類について
商品が届かない
落札後、アプリで決済や配送先情報などのやり取りを終えてあとは商品到着を待つのみ…しかし、いつまで経っても商品が届く気配がない。
問い合わせても「発送しました」というばかりで状況は変わらず、気付いたらお金だけ騙し取られていたという詐欺被害はヤフオク!ができた当初からよく聞かれるものである。
個人取引においては見ず知らずの人とお金や物のやり取りを行うという性質上、お互いの常識や良心に委ねられている部分が大きい。
信用してお金を支払ったとしても、相手の見極めが甘いとこのような初歩的な詐欺にあってしまうこともあるのだ。
偽物や出品内容と違うものが届く
「欲しかったブランドのアイテムを安く落札できた!」「入手困難な限定品をオークションで買えた!」と喜んだのも束の間、届いたものが真っ赤な偽物だったという詐欺。
ヤフオク!での偽物の販売はかなり前から問題になっているが、いまだに偽物出品はなくならず、最近でも偽物サインを大量に売る出品者が逮捕される事件もあった。
落札者は商品説明・写真・出品者への質問くらいしか本物かどうかを見極める手段がないため、特に高額商品の入札を考えている場合は慎重に判断する必要がある。
ひどいケースでは巧妙に似せた偽物どころか、全く商品説明と異なるものが送り付けられるというものも。
高額な送料をふっかける詐欺
安さや限定品等のプレミアに惹かれて商品説明を読み込まずに落札・即決購入をしたら、信じられないほど高額の送料を請求されるという詐欺が最近流行している。
ヤフオク!は落札が決定すると原則として落札者側からキャンセルができないという特徴を利用した詐欺であり、出品者側からの了承が得られなければぼったくりの送料は支払わなければならない。
落札者キャンセル詐欺
狙っていたオークションが落札できなかったとガックリしていると、出品者から直接「落札者がキャンセルを申し出てきたので、二番手のあなたに購入権利を譲りたい」と連絡が来るというもの。
ヤフオク!では落札者からのキャンセルは基本御法度であり、それを理由に運営を介さない直接取引へと持ち込んでくる。
銀行口座や住所氏名等の個人情報を抜き取るのを目的としている場合が多い詐欺である。
ヤフオク!の詐欺の手口について
商品を発送せず、アカウントを消して逃亡
ヤフオク!のアカウントは、プレミアム会員ではない限り誰でも簡単に作ることができる。
そのため、人を騙すことを目的にアカウントを量産する詐欺師も多い。
出品した商品が売れたら、お金が振り込まれたことを確認し「発送した」という連絡を最後にアカウントを消して逃亡するという手口に使うためである。
アカウントを消されてしまうと、購入者側から直接連絡を取る方法が無くなり手の打ちようがなくなってしまうのだ。
ヤフオク!のシステムを通さず直接取引を持ちかける
ヤフオク!での取引はアプリ内の「取引ナビ」を使ってユーザー同士がやり取りを行う。
それによって運営の管理のもと安心して取引が行えるのがメリットであるが、詐欺師側からすると不利なことが多い。
そのため、取引が始まった時点で「メールアドレスを教えてほしい」「LINEの方が素早く連絡できる」などと個人の連絡先を聞き出そうとする。
また、連絡を外部ツールで行っても支払いや発送関係を取引ナビを利用すれば、何かあるとすぐ通報されて運営が確認できる証拠が残ってしまう。
メールアドレスやLINEを聞き出すと同時に、お金の支払いを銀行に直接振り込むことと発送先情報の開示も要求するだろう。
もしかしたら、直接取引にすることで購入者側にもメリットがあるような条件を提示してくる可能性もある。
しかしここで話に乗ってしまったらもう詐欺にかかったも同然だ。
ヤフオク!は取引ナビを用いずユーザー同士で直接やり取りしたり支払いを行うことを禁止している。
直接取引に応じてしまった時点で購入者側も規約違反になり、運営のサポートを受けられなくなってしまうのでハイリスクだ。
もし個人連絡先を聞き出そうとする出品者に当たってしまったら、すぐに運営に連絡をし取引を中止する流れに持ち込もう。
複数アカウントを作成し、入札金額を自ら吊り上げる
オークションは終了時間に最も高値をつけたユーザーが落札者となるシステムだ。
特に人気の出品では終了時間間際にし烈な入札合戦が行われることもある。
このオークションの入札システムを利用し、複数アカウントを使って自ら入札額を釣り上げるという巧妙な手口を用いる詐欺師もヤフオク!内に存在している。
この詐欺に引っかかると、お得に買えると気楽に入札したオークションが気付いたらどんどんと値段が上がっていき、最終的に思わぬ高額で購入する羽目になってしまう。
しかし、本当に詐欺師による自作自演の吊り上げなのかどうかを見極めることは難しい。
商品の相場を大きく超えるほど高騰したり、躊躇いもなくすぐ高額入札を繰り返すアカウントとの競り合いになったら無理に入札せず、様子を見る方が良いだろう。
非常に安い即決価格で釣り、送料をぼったくる
「即決100円!」のような非常に安い価格の出品に食いついた人が購入すると、商品価格は100円だが送料として数千〜数万円もの金額を上乗せして請求されるという詐欺手口。
ネットでも「騙された!」という声が多く、特に最近になって増加しているため注意喚起を行っている人もいる。
送料については商品説明に記載があるため、よく読まずに購入してしまったユーザーにも非があるとして、お得な買い物のはずが大金を失う悔しい結果になってしまう。
特にヤフオク!は基本落札後に購入者側からキャンセルを行うことができないため、出品者が折れなければ支払うしかない状況にも追い込まれがちだ。
安さにつられて安易に入札せず、まずは冷静に商品の説明をしっかり読み込むことが大切である。
ヤフオク!のユーザーが本当に詐欺であるか、見分け方
ユーザーの評価、プロフィールを確認する
ヤフオク!は取引後にユーザー同士が評価を行なって完了となる。
つまりユーザーの評価というのは実際にやり取りや取引を行なった人の生の声であり、怪しい出品者を見極めるために重要な情報だ。
まず評価点が著しく低い出品者に関しては基本的に避けておくのが無難である。
逆にトータルの評価点はまあまあ高いものの、悪い評価をつけている人もいる場合は評価コメントも確認してみよう。
悪い評価に対して出品者がどのような対応をとっているか見ることで、誠意がある人なのか悪質なユーザーなのかを判断することもできる。
悪い評価への対応の仕方を見て気になる点があれば、評価が高い人であっても取引はやめておく方がトラブルを避けられるはずだ。
商品説明や写真は隅々まで見る
ヤフオク!での詐欺案件は、もちろん詐欺師の悪質な手口による被害も多いが、購入者側の不注意や安易な入札が原因のトラブルも少なからず発生している。
商品説明をしっかり読まなかった、写真を全てちゃんと確認しなかったという落札者の確認不足による被害の場合、運営を挟んだとしても問題解決は難しい。
相手に全ての非があると言い切れるように、商品説明や添付の写真は隅々まで読み込もう。
その中で何か違和感があったり、怪しいと思う点があれば取引に進むのはやめておくのが賢明だ。
ブランド商品、限定商品はシリアルナンバーを入札前に確認
ヤフオク!では高級ブランドのアイテムや人気のブランドの限定アイテムなども多く出品されている。
そのような商品は軒並み高額であり、もし詐欺被害にあってしまったら大金を失う羽目になる。
ショッピングサイトやオークション・フリマアプリでの偽物販売の横行はブランド側も問題視しており、本物を見分けるためにシリアルナンバーがあてがわれている場合がある。
ブランドサイトでシリアルナンバーから本物かどうかの問い合わせが可能なので、まずは商品説明の中にナンバーが記載されているか探してみよう。
もし明記されていないようであれば、出品者に問い合わせを行うと良い。
問い合わせに対して頑なにシリアルナンバーの開示を拒否するのであれば、偽物の可能性が高い。
また、問い合わせることで入札前に出品者の対応を見ることもできるので、怪しいと思ったら積極的に質問してみよう。
ヤフオク!で詐欺にあってしまったら状況・情報の整理をしよう【証拠集め・裏付け】
ヤフオク!で何かしらの被害にあったら、どんなに少額でも黙って泣き寝入りするのはおすすめしない。
警察へ被害届を出したり、法律事務所へ返金請求交渉の依頼をするほどの話ではなくとも、ヤフオク!の運営には必ず被害報告を入れておきたい。
まずは被害の状況について冷静に見返し、相手の情報ややり取りの履歴などを人に提出できる形でまとめておくと、後々の行動がスムーズだ。
- 相手の情報
Yahoo!JAPANのID、外部ツールを使ったやり取りをしていればメールアドレスなど
直接取引で銀行口座を開示していたらその情報も忘れずに記録しておくこと - 被害にあった出品の詳細
該当の出品ページのURLとスクリーンショット。URLだけ残していても、相手の方で書き換えを行ったり削除をすることもあるので必ずスクリーンショットを撮っておく - 被害の内容
詐欺にあった経緯をまとめたメモ、被害額がわかるもの(振り込みの履歴やクレジットカードの明細など) - 相手とのやり取り
取引ナビ画面のスクリーンショット、メールやLINEを使っていればその画面もスクショしておく
主なものとして、上記のポイントをチェックしながらまとめておくと被害状況が相談相手に伝わりやすい。
また、これ以外でも気になった点があれば些細なことでもメモしておくと良い。
問い合わせ相談窓口や電話・通報連絡先:実際にヤフオク!で詐欺にあった場合の解決方法と手順【どこに連絡・相談するべきか?】
①自力解決!?ヤフオク!の取引相手、サービスを提供していた運営者へ問い合わせる【運営元とご自身でやり取り】
トラブルの際、まずは直接取引相手へ連絡を取ってみるのが一番早い手段だ。
もし相手に悪気がなくちょっとしたミスによる行き違いが原因ならば、ユーザー同士の交渉で問題が解決することもある。
しかし、あからさまに詐欺目的な悪質出品である場合は話は別である。
その場合はこちらからどのように働きかけても、詐欺師側が望む対応を行うことはない。
埒が明かないとわかったら早い段階でヤフオク!の運営へ悪質ユーザーを通報しよう。
違反している出品を通報
落札前の違反商品を通報する場合は、商品ページの「違反商品の申告」から行える。
違反内容を選んで送信しよう。
悪質なユーザーを通報
ユーザー自体を運営に通報したい場合は、プロフィールページを開きページ右上の「…」から「通報する」を選択する。
通報フォームに必要事項を記載して申告完了だ。
落札後はお問い合わせフォームから
落札後のトラブルの場合は、自身のマイページから「お問い合わせ」に進み、必要事項を入力して運営に連絡をする。
ヤフオク!はユーザー同士のトラブルに関しては、原則取引メッセージを使って自分自身で話し合いをして解決することを推奨している。
しかし、どうにも相手との話し合いが難しければ運営の力を頼ってみよう。
メリット
- お金や他人への相談の手間をかけずに、すぐ自分自身で行える
- ヤフオク!運営の介入で解決できるケースも多い
- 運営への連絡がアプリやサイト上で簡単にできるので確認もスピーディー
デメリット
- 運営に相談しても解決できない詐欺も存在する
- 自分自身もヤフオク!の規約違反を犯していた場合、運営によるサポートは受けられない
②ヤフオク!の詐欺について無料で相談できる窓口へ連絡・通報
ヤフオク!を含む個人売買取引はトラブルが起きやすく、定期的に大きなニュースにもなるほどである。
公的機関も問題視しており、下記で紹介する窓口に相談すれば、快くアドバイスをもらうことができるだろう。
公的機関が運営しており利用は無料なので、安心して連絡できる窓口である。
消費者ホットライン
「ヤフオク!で買った商品が届かない」「偽物を送りつけられた」など、オークションサイトの買い物で起きるトラブルは、消費生活センターに相談するのが最適だ。
各地方自治体ごとに設けられている消費生活センターは、消費者の抱える悩みに対して幅広く対応し、アドバイスを行う窓口である。
もちろん連絡先を調べて直接電話することもできるが、スムーズな相談のためにぜひ使ってほしいのが「消費者ホットライン」。
消費者ホットラインは、電話をすると最寄りの消費生活センターへ電話を取り次ぐサポートをしている窓口であり、電話番号は「188(いやや)」とシンプルで覚えやすい。
全国どこからでも「188」でかけられるので、連絡先や窓口の場所を調べる手間や時間をかけずにスムーズに相談に移行できる。
警察相談専用電話
犯罪に関わることかもしれないので警察に相談したいけれど、110番するほど緊急でもなく、交番へいくのもちょっと違う…そんなふうに思ったことはないだろうか。
そんな時に気軽に警察の相談員に話ができるのが「警察相談専用電話」だ。
「詐欺に引っ掛かったかもしれない」「こんな時どうしたらいいかわからない」と言うような漠然とした悩みや問題でも、こちらの窓口なら相談可能である。
電話番号も「#9110」で全国どこからでも繋がるため、困ったときのために覚えておくと便利だ。
詐欺や犯罪のデータが集まる警察の、知識豊富な相談員が被害状況を聞いて適切なアドバイスを行ってくれる。
解決に適した専門機関や法テラスなどの紹介をしてくれることもあり、先々の行動を決めるためにも役に立つ情報が得られるだろう。
また、ヤフオク!での被害に対して被害届を出したい場合、手続きがわからなければこちらに聞いてみると力になってくれる。
メリット
- 消費生活センター、警察という公的な機関が運営している窓口で安心
- 解決に向けての最適な行動をアドバイスしてもらえる
- 覚えやすい電話番号で、全国どこからでも利用できる
デメリット
- アドバイスや専門機関の紹介が目的であり、直接解決へ動いてくれる窓口ではない
- 利用日や時間が限られるため、人によってはなかなか連絡ができない場合も
③法律事務所への依頼で被害金を取り返す!!ヤフオク!の詐欺について弁護士・司法書士へ相談
- 法律事務所ってこんなことで相談していいの?
- 費用が高そうで手が出せない
- 弁護士や司法書士に依頼ってハードルが高い…
と、困っている時でも法律事務所への相談や依頼に躊躇する人が多い。
しかし、ヤフオク!での詐欺やトラブルを法的な力で解決することは決して「やりすぎ」な話ではない。
特に高級ブランド品の偽物を買わされた、プレミア商品を騙った出品でお金を騙し取られたと言うような高額被害にあった場合、法律のプロに頼むことで被害回復への確率は飛躍的に向上する。
ネット関連のトラブルで悩みを抱える人がさらに増加している現代、「相談しやすさ」「敷居の低さ」を意識する法律事務所も増えている。
その一環として、費用が発生しない「無料相談」を設けている法律事務所も多い。
弁護士への相談といえば、30分数千円〜といった相談費がかかるイメージがあるが、無料相談であればお金や時間を心配せずに納得いくまで弁護士・司法書士と話をすることができるのだ。
返金の可能性や実際に依頼した場合の費用の概算など、知りたいことは遠慮なく聞いてから契約を検討できるのでお勧めである。
メリット
- ヤフオク!詐欺被害、特に高額商品の詐欺案件は法律事務所への依頼で解決できる可能性が高まる
- 無料相談を行っている法律事務所を利用すれば、費用面を心配せず弁護士・司法書士と話ができる
- 詐欺師を相手に一人で戦うのは困難だが、法律事務所へ依頼すれば後はお任せでストレスフリー
デメリット
- 高額被害の場合返金額で依頼費用をまかなえる可能性もあるが、少額の詐欺の場合には大きく赤字を出す可能性が高い
- 証拠が足りない、相手が既に音信不通など悪い条件が重なると解決可能性は下がる
結論:ヤフオク!の詐欺の知識をつけ、被害を事前に食い止めよう!騙された時はすぐに被害回復への行動を
日本の老舗オークションサイトであるヤフオク!はいまだ最大級の個人売買プラットフォームとして業界に君臨している存在だ。
最近は競売取引だけでなく人気のフリマスタイルでの取引も取り入れ、ますます広いニーズに応えられるようになった。
緊張感ある競り方式の出品も、気楽な気持ちで買い物ができるフリマも楽しめるのがヤフオク!の醍醐味である。
しかし昔から人気の高いヤフオク!は、いまだに詐欺案件の数も多くトラブルが後を絶たない。
さらには新たな手口の出現により、ヤフオク!ヘビーユーザーですらも思わぬところで詐欺に遭ってしまうことも。
どのような詐欺が起きているのか、最近多い手口は何かというのを知るのは、詐欺の被害を避けるのに有効である。
ぜひ本記事を参考に知識をつけてネットオークションを安全に楽しんでほしい。
もしも詐欺にあってしまった場合は、慌てずすぐに運営へ報告だ。
運営のサポートを得るためにも、必ず規約を守ってヤフオク!を利用しよう。
そしてどうにも解決できない時は公的機関の窓口のアドバイスを受けたり、法律事務所の協力を得ることを検討してみると良い。
一人で悩んでいる時間に詐欺に逃げられてしまわぬよう、頼れる力は最大限に使って被害回復を勝ち取ろう。
当サイト人気No.1の法律相談窓口【相談料0円・無料】
■おすすめ②:イーライフ司法書士法人(旧:平栁司法書士事務所) ネット副業詐欺や情報商材詐欺被害の相談&返金に強いイーライフ司法書士法人(旧:平柳司法書士事務所)。 相談料・交渉料・着手金は0円!!依頼費用は詐欺業者から返金額の35%!!お金がない人でも安心。